サッカーエルサルバドル代表(サッカーエルサルバドルだいひょう、Selección nacional de fútbol de El Salvador)は、エルサルバドルサッカー連盟によって構成される、エルサルバドルのサッカーのナショナルチームである。

ホームスタジアムは、首都・サンサルバドルにあるエスタディオ・クスカトラン。1969年にホンジュラスとの間で起きた「サッカー戦争」で知られる。

History

FIFAワールドカップには、北中米カリブ海・地区予選でホンジュラスを破り、1970年メキシコ大会で初出場を果たした。なお、これがサッカー戦争の端緒となった。本大会ではやはり世界とのレベル差は大きく、ベルギー・メキシコ・ソ連に3連敗を喫し、0得点9失点となりグループリーグ最下位で敗退した。

1982年スペイン大会で3大会ぶり2度目の出場を果たす。1次リーグ初戦のハンガリー戦では1-10の大敗を喫し、大会の1試合最多失点(10点)を記録した。残り2試合では守備を建て直しベルギー戦を0-1、アルゼンチン戦を0-2と3失点で切り抜けたが、結局3連敗となり1得点13失点のグループリーグ最下位で敗退した。以後、今日に至るまで北中米カリブ海・地区予選での敗退が続いており、代表チームは長く低迷している。

エルサルバドル代表は、エルサルバドルサッカー協会(FEDEFUTBOL)によって編成されるエルサルバドルのサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムはサンサルバドルにあるエスタディオ・クスカトランである。

エルサルバドル代表は、FIFAワールドカップには2度出場しており、いずれもグループリーグ敗退となっている。また、CONCACAFゴールドカップには17度出場しており、1981年大会と1991年大会で優勝している。

エルサルバドル代表の歴代最多出場選手は、ミゲール・エレーラ・セルバンテス(103試合)である。歴代最多得点者は、ラモン・ラミーレス(24得点)である。

エルサルバドル代表は、中米では強豪チームの一つである。しかし、近年はCONCACAFゴールドカップでの成績が低迷しており、2013年大会ではグループリーグで敗退した。2014年FIFAワールドカップ予選では、最終予選で敗退した。