イングランド EFLカップ 11/30 19:45 3 アーセナル v サウサンプトン W 0-2
イングランド プレミアリーグ 11/27 16:30 13 [12] サウサンプトン v エバートン [7] W 1-0
UEFAヨーロッパリーグ 11/24 18:00 5 [1] スパルタプラハ v サウサンプトン [2] L 1-0
イングランド プレミアリーグ 11/19 15:00 12 [10] サウサンプトン v リバプールFC [1] D 0-0
イングランド プレミアリーグ 11/06 14:15 11 [18] ハル v サウサンプトン [10] L 2-1
UEFAヨーロッパリーグ 11/03 20:05 4 [3] サウサンプトン v インテル [4] W 2-1
イングランド プレミアリーグ 10/30 16:00 10 [9] サウサンプトン v チェルシー [5] L 0-2
イングランド EFLカップ 10/26 18:45 10 サウサンプトン v サンダーランド W 1-0
イングランド プレミアリーグ 10/23 12:30 9 [3] マンチェスター・シティ v サウサンプトン [8] D 1-1
UEFAヨーロッパリーグ 10/20 17:00 3 [4] インテル v サウサンプトン [1] L 1-0
イングランド プレミアリーグ 10/16 15:00 8 [12] サウサンプトン v バーンリー [14] W 3-1
イングランド プレミアリーグ 10/02 13:15 7 [13] レスター v サウサンプトン [10] D 0-0
UEFAヨーロッパリーグ 09/29 17:00 2 [2] ハポエル・ベエル・シェバ v サウサンプトン [1] D 0-0
イングランド プレミアリーグ 09/25 15:00 6 ウェストハム v サウサンプトン W 0-3
イングランド EFLカップ 09/21 18:45 9 サウサンプトン v クリスタルパレス W 2-0
イングランド プレミアリーグ 09/18 13:15 5 サウサンプトン v スウォンジー W 1-0
UEFAヨーロッパリーグ 09/15 19:05 1 サウサンプトン v スパルタプラハ W 3-0
イングランド プレミアリーグ 09/10 14:00 4 アーセナル v サウサンプトン L 2-1
イングランド プレミアリーグ 08/27 14:00 3 サウサンプトン v サンダーランド D 1-1
イングランド プレミアリーグ 08/19 19:00 2 マンチェスター・ユナイテッド v サウサンプトン L 2-0
イングランド プレミアリーグ 08/13 14:00 1 サウサンプトン v ワトフォード D 1-1
ワールドクラブ親善試合 08/07 14:00 - サウサンプトン v アスレティック・ビルバオ W 1-0
ワールドクラブ親善試合 08/03 18:45 - サウサンプトン v エスパニョール D 1-1
ワールドクラブ親善試合 07/30 13:30 - FCフローニゲン v サウサンプトン W 0-1
ワールドクラブ親善試合 07/27 17:00 - FCトゥウェンテ v サウサンプトン W 1-2
ワールドクラブ親善試合 07/23 17:00 - PECズヴォレ v サウサンプトン W 0-4
イングランド プレミアリーグ 05/15 14:00 38 サウサンプトン v クリスタルパレス W 4-1
イングランド プレミアリーグ 05/08 12:30 37 トッテナム v サウサンプトン W 1-2
イングランド プレミアリーグ 05/01 15:30 36 サウサンプトン v マンチェスター・シティ W 4-2
イングランド プレミアリーグ 04/23 14:00 35 アストンヴィラ v サウサンプトン W 2-4

サウサンプトン・フットボール・クラブ(英語: Southampton Football Club)は、イングランド・ハンプシャー州サウサンプトンをホームタウンとするプロサッカークラブ。2023-24シーズンからはEFLチャンピオンシップに在籍している。

History

創成期

1885年にセントメリーズ教会が設けた "St. Mary's Young Men's Association F.C.(St. Mary's Y.M.A.)" として創設された。その後2回の改名を経て、1896-97シーズンにサザンフットボールリーグを制したのちに現在の名称となった。1898年、ホームスタジアムを街の中心の北西に新たに建設したザ・デルに移転した。

フットボールリーグへの参加

1921年から現在までの順位の変遷

1920年、新たに創設されたフットボールリーグ3部に参加。翌1921-22シーズン、フットボールリーグ3部は南北に分かれるが、サウス・ディビジョンで優勝してリーグ2部に昇格した。その後、31年間2部に在籍したが、1952-53シーズンを22チーム中21位で終了し、再びリーグ3部に降格した。1959-60シーズンに3部で優勝し、フットボールリーグ2部に復帰すると、1965-66シーズン、シーズン30ゴールを挙げたマーティン・チヴァーズの活躍もあって、2部を2位で終了し、クラブ創設以来初のリーグ1部昇格を果たした。しかし、1973-74シーズン、22チーム中20位となって再びフットボールリーグ2部に降格した。

FAカップ優勝の栄光

1976年5月1日、大方の予想を覆して、ボビー・ストークスのゴールによりマンチェスター・ユナイテッドを1-0で下してFAカップに優勝した。これがクラブが唯一獲得した主要タイトルである。翌1976-77シーズンにはUEFAカップウィナーズカップに出場し、準々決勝に進出した。

トップフライトの時代

1977-78シーズン、主将アラン・ボールを中心としたチームは2位でフットボールリーグ2部を終え、フットボールリーグ1部に再び昇格した。以来、1978-79シーズンから2004-05シーズンまでトップディビジョンに所属し、1983-84シーズンにはチーム史上最高順位である2位となった。

1990年代には成績がやや低迷したが、その中で活躍したのがクラブのレジェンド、マット・ル・ティシエであった。ル・ティシエは、1986年のデビュー以来、2002年の引退までサウサンプトン一筋で活躍して209ゴールを挙げ、"Le God"と呼ばれた。

2000年代に入り、2001年8月にホームスタジアムを103年間使用したザ・デルからセント・メリーズ・スタジアムに移転した。2002-03シーズンにはFAカップで準優勝し、翌2003-04シーズンのUEFAカップに出場した。しかし、2004-05シーズンは成績が振るわず、2004年12月には前月にライバルチームのポーツマスの監督を辞任したばかりのハリー・レドナップが監督に就任してチームのてこ入れを図ったが、その甲斐もなく、2005年5月15日、セント・メリーズ・スタジアムで行われた最終節でマンチェスター・ユナイテッドに1-2で敗れ、20位(最下位)でシーズンを終了し、27年間所属したトップディビジョンからチャンピオンシップ(2部)に降格することとなった。

クラブ低迷期 -運営会社の倒産、リーグ1への降格-

チャンピオンシップ1年目となった2005-06シーズンは、2005年8月29日のコヴェントリー・シティ戦から2006年3月28日のバーンリー戦まで35試合でわずか5勝しかできず、1部昇格どころか2部残留も危ぶまれたが、最後の6試合で5勝してシーズンを12位で終了し、降格を免れた。なお、シーズン中の2005年12月、ハリー・レドナップは辞任して再びポーツマスの監督に復帰した。2006年1月、期待の若手のセオ・ウォルコット(当時16歳)が報酬500万ポンドから1200万ポンドという条件でアーセナルに移籍した。

2007年5月、ダービー・カウンティ戦のキックオフ前に円陣を組むサウサンプトンの選手達

2006-07シーズンはポーランド人ストライカーのグジェゴシュ・ラシャク、マレク・サガノフスキ、当時17歳のガレス・ベイルの活躍もあって、6位で終了して昇格プレーオフに出場するも、準決勝でPK戦の末にダービー・カウンティに敗れて昇格を逃した。翌2007-08シーズンは、クラブの財政状況の悪化を防ぐためにガレス・ベイル、ケンウィン・ジョーンズなどの主力選手を売却せざるを得なくなったこともあり、一転して残留争いに巻き込まれ、最終節でシェフィールド・ユナイテッドに3-2で勝利してようやく残留を決めた。ところが、翌2008-09シーズンには運営会社が会社再建手続に入ったため勝ち点10を剥奪された結果、23位で終了してリーグ1(3部)に降格し、2009-10シーズンも勝ち点-10からスタートすることとなった。

プレミアリーグへの復帰

2009年7月8日、ドイツ生まれのスイス人ビジネスマンのマルクス・リーブヘルがクラブを買収したことからクラブは転機を迎える。9日、当時の監督マルク・ヴォッテは解任され、17日にアラン・パーデューが監督に就任し、2009-10シーズン開幕直後の8月10日にはブリストル・ローヴァーズからストライカーのリッキー・ランバートを約100万ポンドで獲得した。2009-10シーズンは、シーズン後半に追い上げを見せたものの、勝ち点-10の影響は大きく、プレーオフ圏内である6位と勝ち点差7の7位で終了した。ただ、カップ戦では、2010年3月28日にウェンブリー・スタジアムでカーライル・ユナイテッドを4-1で下して、フットボールリーグトロフィーで優勝し、1976年のFAカップ優勝以来のタイトルを獲得した。

クラブ創設125周年となる2010-11シーズンは、2010年8月にオーナーのマルクス・リーブヘルが死去するという悲運に見舞われたが、9月にナイジェル・アドキンスが3年契約で監督に就任してから調子を上げ、リーグ1を2位で終了してチャンピオンシップに昇格した。

翌2011-12シーズンは、U-21イングランド代表で前シーズン41試合に出場して10ゴールを挙げ、チャンピオンシップ昇格に貢献したアレックス・オックスレイド=チェンバレンが1500万ポンドでアーセナルに移籍したが、開幕当初から快進撃を続けた。12月から1月にかけて一時調子を落とすが、その後再び勢いを取り戻し、シーズンを通じて一度も自動昇格圏の2位より下位に落ちることなく、2012年4月28日、最終節でコヴェントリー・シティに4-0で勝利したことで2位を確定させ、8年ぶりにプレミアリーグ復帰を決めた。なお、この試合、セント・メリーズ・スタジアムにはクラブ最多観客動員となる32,363人が詰めかけた。このシーズン、リッキー・ランバートは27ゴールを挙げて最近4シーズンで3度目の得点王となり、昇格の原動力となったほか、11ゴールを挙げ、最終節のコヴェントリー・シティ戦でも得点したアダム・ララーナ、チェルシーユース出身の新加入選手でチーム唯一のリーグ戦全試合出場を果たしたジャック・コークらも昇格に大きく貢献した。

2013年1月18日、ナイジェル・アドキンスは解任され、エスパニョールの前監督であるマウリシオ・ポチェッティーノが監督に就任した。移籍市場ではデヤン・ロブレン、ビクター・ワニアマ、パブロ・ダニエル・オスヴァルドを獲得。

2014年5月27日、ポチェッティーノが辞任しトッテナム・ホットスパーFCの監督に就任。

2014年6月16日、オランダ人のロナルド・クーマンが監督に就任。契約期間は3年。

2014年夏の移籍市場では、アダム・ララーナ、リッキー・ランバート、ルーク・ショー、デヤン・ロヴレンといった主力が退団した。一方でトビー・アルデルヴァイレルト、ライアン・バートランド、サディオ・マネ、ドゥシャン・タディッチ、グラツィアーノ・ペッレ、フレイザー・フォースター、シェーン・ロングら実力者を多く獲得し、冬の移籍市場ではエルイェロ・エリア、フィリップ・ジュリチッチを獲得。

2015-16シーズンはアルデルヴァイレルト、ナサニエル・クライン、モルガン・シュネデルランらが退団した。代わりにマールテン・ステケレンブルフ、オリオール・ロメウ、フィルジル・ファン・ダイク、セドリック・ソアレス、フアンミ、ヨルディ・クラーシらを獲得し、冬の移籍市場ではクイーンズ・パーク・レンジャーズからチャーリー・オースティンを獲得した。

2016-17シーズンよりクロード・ピュエルが監督に就任。夏の移籍市場では、ネイサン・レドモンドや、ピエール・エミール・ホイビュルク、ソフィアン・ブファルらを獲得し、冬の移籍市場ではイタリア代表FWのマノロ・ガッビアディーニを獲得した。フットボールリーグカップではファイナルまで進んだものの、マンチェスター・ユナイテッドに2-3で敗れた。

2019-20シーズンは、2019年10月25日にホームでレスター・シティに0-9と大敗を喫した。

2020-21シーズンは、2021年2月2日にアウェーでマンチェスター・ユナイテッドに0-9と大敗を喫した。

2022-23シーズンは、11年間とどまり続けたプレミアリーグからの降格が決定した。

サウサンプトンFC(サウサンプトンフットボールクラブ、Southampton Football Club)は、イングランド南部の都市サウサンプトンを本拠地とするプロサッカークラブチームである。愛称は「セインツ(Saints)」。

1885年にサウサンプトン・セントメアリーズFCとして設立され、1897年に現在の名称に変更。1920年にフットボールリーグに加盟し、1966年に1部リーグ(現プレミアリーグ)に昇格した。1976年にFAカップで優勝し、UEFAカップウィナーズカップに出場した。1984年にはUEFAカップに出場し、準決勝まで進出した。

1992年にプレミアリーグが創設されてからは、主に中位に位置している。近年は2012-13シーズンに8位、2013-14シーズンに7位と、クラブ史上最高順位を記録した。

サウサンプトンは、イングランド代表選手を多く輩出しているクラブとしても知られている。マット・ル・ティシエ、アラン・シアラー、ガレス・ベイル、アダム・ララーナなどが、サウサンプトンでプレー経験がある。

ホームスタジアムはセント・メリーズ・スタジアム。収容人数は32,505人。