Wikipedia - 許昕

許 昕(きょ きん、Xu Xin、シュ・シン、1990年1月8日 - )は、中国・江蘇省徐州出身の男子卓球選手。最高ランク1位。馬龍、樊振東と共に中国のトップ3として活躍した。

2011年の第51回世界卓球選手権個人戦の男子ダブルスで馬龍とのペアで陳玘、馬琳組を決勝で破り優勝した。

シングルスのみに絞り第1シードで迎えた2013年の第52回世界卓球選手権個人戦であったが、準々決勝で松平健太に勝ったあと、準決勝で張継科にストレートで敗れ銅メダルに終わった。

2014年の第52回世界選手権東京大会で団体金メダルを獲得。更に、アジア競技大会ではシングルスで優勝し、ダブルスで準優勝、団体でも金メダルを取る活躍を見せた。

2016年リオデジャネイロオリンピックでは馬龍・張継科と共に男子団体の代表に選出され、準決勝までを全勝するが、決勝で日本の水谷隼にフルセットに持ち込まれ、ポイント10-7とマッチポイントを先に掴みながらもそこから水谷に5連続ポイントを奪われて敗れるという波乱があった。しかし直後のダブルスでは張継科とのペアで日本の丹羽孝希・吉村真晴ペアを退けてチームは3勝1敗で金メダルを獲得した。

現在は上海でカフェを経営している。

2022年開催のWTT Grand Smash Singapore 2022以来国際大会に出場しておらず、2023年7月4日付けの世界ランキングにて姿を消した。