サッカーカンボジア代表(サッカーカンボジアだいひょう)は、カンボジアサッカー連盟(FFC)によって構成される、カンボジアのサッカーのナショナルチームである。
ホームスタジアムは、首都プノンペンにあるプノンペン・オリンピックスタジアム。アジアサッカー連盟(AFC)およびASEANサッカー連盟(AFF)に所属。
FIFAワールドカップへの出場はない。AFCアジアカップは、クメール共和国時代に1972年大会に出場、6か国中4位の成績を残した。出場はその1回のみである。
カンボジアでは、サッカーは非常に人気が高いスポーツであり、近年ではプロリーグも設立された。しかし、国際大会ではあまり良い結果を残しておらず、2012 ASEANカップの予選では、ミャンマー、ラオス、ブルネイ、東ティモール相手に負けて最下位に終わる。
2015年11月17日にカンボジアのホームで行われた2018年W杯アジア2次予選の日本代表戦では前半を0-0で終えるなど奮闘を見せた。なお、その試合は日本が2-0で勝利した。
2017年6月13日にホームで行われた2019年AFCアジアカップ3次予選では、2018年W杯アジア2次予選でホーム・アウェーともに敗れたアフガニスタンに1-0で勝利した。2018年8月12日、実質的な監督として本田圭佑がゼネラルマネージャーに就任し、フェリックス・ダルマスが登録上の監督として就任した。
2019年10月10日に行われた2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選のイラン代表戦で0-14で敗れ、カンボジア代表にとってはワースト記録を大幅に更新する史上最悪の敗戦となった。最多得点差での敗戦は、1995年のインドネシア代表戦で0-10で敗れたのがワースト記録だった。ただ、これは攻撃的姿勢をチームに根付かせるうえであえて守備固めをしなかったためで、この結果について本田圭佑は「失点を減らすだけのために試合をするなら、サッカーをやめたほうがいい」と語っている。
2021年に本田圭佑とのゼネラルマネージャー契約が延長されたが、監督のフェリックス・ダルマスは契約満了で退任し、後任として廣瀬龍の就任が発表された。2023年4月2日、本田圭佑と廣瀬龍が退任しフェリックス・ダルマスが監督に再就任した。
2023年10月に元FC岐阜のプノンペン・クラウンFCの小川雄大を初招集