アジア - ワールドカップ予選 | 03/26 19:00 | 4 | [4] クウェート v カタール [1] | W | 1-2 | |
アジア - ワールドカップ予選 | 03/21 18:30 | 3 | [1] カタール v クウェート [2] | W | 3-0 | |
AFCアジアカップ | 02/10 15:00 | 1 | [3] ヨルダン v カタール [1] | W | 1-3 | |
AFCアジアカップ | 02/07 15:00 | 2 | イラン v カタール | W | 2-3 | |
AFCアジアカップ | 02/03 15:30 | 3 | [1] カタール v ウズベキスタン [2] | W | 4-3 | |
AFCアジアカップ | 01/29 16:00 | 4 | [1] カタール v パレスチナ [3] | W | 2-1 | |
AFCアジアカップ | 01/22 15:00 | 3 | [1] カタール v 中国 [2] | W | 1-0 | |
AFCアジアカップ | 01/17 14:30 | 2 | [3] タジキスタン v カタール [1] | W | 0-1 | |
AFCアジアカップ | 01/12 16:00 | 1 | カタール v レバノン | W | 3-0 | |
国際試合 | 01/05 16:00 | - | カタール v ヨルダン | L | 1-2 | |
国際試合 | 12/31 15:00 | - | カタール v ガンボジア | D |
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アジア - ワールドカップ予選 | 11/21 13:30 | 2 | [2] インド v カタール [1] | W | 0-3 | |
アジア - ワールドカップ予選 | 11/16 15:45 | 1 | カタール v アフガニスタン | W | 8-1 | |
国際試合 | 10/17 18:00 | - | カタール v イラン | L | 0-4 | |
国際試合 | 10/13 15:00 | - | カタール v イラク | W | 6-5 | |
国際試合 | 09/12 15:15 | - | カタール v ロシア | D | 1-1 | |
国際試合 | 09/07 15:15 | - | カタール v ケニア | L | 1-2 | |
CONCACAFゴールドカップ | 07/08 23:00 | 3 | [1] パナマ v カタール [2] | L | 4-0 | |
CONCACAFゴールドカップ | 07/03 01:00 | 3 | [1] メキシコ v カタール [3] | W | 0-1 | |
CONCACAFゴールドカップ | 06/29 23:45 | 2 | [3] カタール v ホンジュラス [4] | D | 1-1 | |
CONCACAFゴールドカップ | 06/25 22:00 | 1 | [1] ハイチ v カタール [4] | L | 2-1 | |
国際試合 | 06/19 16:00 | - | カタール v ニュージーランド | L | Postponed | |
国際試合 | 06/15 16:00 | - | ジャマイカ v カタール | W | 1-2 | |
国際試合 | 06/08 16:00 | - | カタール v クロアチア代表U23 | L | 0-1 | |
ガルフカップ | 01/16 13:15 | 2 | [1] イラク v カタール [2] | L | 2-1 | |
ガルフカップ | 01/13 15:00 | 3 | [2] カタール v UAE [4] | D | 1-1 | |
ガルフカップ | 01/10 16:15 | 2 | [1] カタール v バーレーン [2] | L | 1-2 | |
ガルフカップ | 01/07 16:15 | 1 | [2] クウェート v カタール [2] | W | 0-2 | |
ワールドカップ 2022 | 11/29 15:00 | 3 | [1] オランダ v カタール [4] | L | 2-0 | |
ワールドカップ 2022 | 11/25 13:00 | 2 | [4] カタール v セネガル [3] | L | 1-3 |
サッカーカタール代表(サッカーカタールだいひょう)は、カタールサッカー協会(QFA)によって編成されるカタールのサッカーのナショナルチームである。愛称の「Annabi (العنابي)」は預言者の意味。
1980年代から力をつけ始め、1981年のFIFAワールドユース選手権準優勝、1984年のロサンゼルス五輪(今大会からプロ出場が可能になった。ただし、W杯予選もしくはW杯本大会に出場した欧州や南米の選手は出場できない制限があった)に出場した。上位2か国が出場出来る1990年イタリアW杯アジア最終予選では2位UAEとわずか勝ち点1差の3位とW杯出場まであと一歩の所まで迫った。1992年7月24日に開幕したバルセロナ五輪(この大会から23歳以下の選手の大会)に出場し、グループリーグを2位で通過し最終的にはベスト8入りした。
このように、着々と実力を付けたカタール代表にブラジル人のエヴァリスト・デ・マセドが1992年監督に就任。カタール代表は1992年10月28日から日本で開催されるアジアカップの優勝候補に挙げられていた。ところが、カタール代表はグループリーグでまさかの敗退となった。一方、開催国の日本はブラジルから日本に帰化したラモス瑠偉等の活躍で初優勝を遂げた。このことに衝撃を受けたカタールは以後、帰化選手による強化戦略を開始した(後述)。また2008年時点で、カタール政府はカタールサッカー協会を通して年間200億円(推定)をサッカーに投資しており、カタール・スターズリーグのカタール人選手には月750万円程度の給料と家や車を支給している。カタール代表が重要な試合に勝つと、選手1人につき1試合で2,000万円の報酬と家や車が支給される。
ガルフカップ優勝3回(1992年、2004年、2014年)。また1981年のFIFAワールドユース選手権準優勝、1991年のFIFA U-17世界選手権ベスト4と若年世代で好成績を収めている。ワールドカップ出場に最も近づいたのは1998年フランス大会のアジア最終予選であり、この時はホームの最終戦のサウジアラビア戦で勝った方が出場決定という状況であった。しかし、0-1で惜敗しグループ4位で出場を逃している。その後ワールドカップのアジア予選では2002年大会は最終予選まで駒を進めたが敗退、2006年大会では1次予選で姿を消した。
2006年のアジア大会では優勝したが、2010年大会、2014年大会のワールドカップではともにアジア4次予選で敗退し、本大会出場は実現していない。2011年1月、自国で開催されたアジアカップではグループリーグを突破するも準々決勝で日本と対戦したが、2-3で敗れた。2015年のアジアカップではグループリーグ敗退となった。
2018年のワールドカップではアジア地区予選で敗退し、2022年自国開催予定のワールドカップに開催国枠で初出場を果たす最初の代表チームとなった(1930年・第1回大会のウルグアイ代表は除く。1934年・第2回大会のイタリア代表は初出場だが開催国枠でなく予選を経ての出場)。2019年開催のアジアカップでは、準決勝まで無失点で勝ち上がった。決勝の日本戦では初めて失点するも、3-1で破り初優勝を果たした。日本と共に招待されたコパ・アメリカ2019では1分2敗のグループ最下位で敗退している。
2022年の開催国として初出場したワールドカップ本大会では、開幕戦のエクアドル戦で前半にエネル・バレンシアの2ゴールにより0-2で敗れ、ワールドカップ開催国として初めて開幕戦で黒星を喫することになった。2戦目のセネガル戦では、78分にモハメド・ムンタリがカタール史上初のワールドカップでのゴールを記録したが、その6分後にバンバ・ディエンに3点目となるゴールを決められて1-3で痛恨の連敗となり、最終節を残したままカタールのグループリーグ敗退が決定した。これにより、ワールドカップの開催国では史上初となる2節消化時点でのグループリーグ敗退という不名誉な記録を残した。
最終節のオランダ戦でもコーディ・ガクポとフレンキー・デ・ヨングのゴールにより0-2で敗れ、開催国が3戦全敗で総失点数はホスト国の中で歴代最多の「7」という更なる不名誉な記録を打ち立ててしまい、勝ち点0の最下位で大会を去ることとなった。なお、開催国がグループリーグで敗退したのは2010年大会の南アフリカ以来史上2か国目で開催国が1勝もできずにグループリーグで敗退したのはワールドカップ史上初のことである。
2023年6月24日、CONCACAFゴールドカップの2023年大会にゲストとして招待された。グループBに配属され、メキシコ、ハイチ、ホンジュラスと同組になった。大会ではグループステージを突破し、ベスト8の成績を収めた。
2024年に行われたアジアカップ本大会は、開催予定だった中国が開催権を返上したため、自国開催となった。開幕戦のレバノン戦でアクラム・アフィーフとアルモエズ・アリのゴールで3-0の快勝でカタール史上初の連覇に向けて好スタートで切ると、2戦目は今大会が初出場となるタジキスタンと対戦し、前半17分にアフィーフが2試合連続ゴールを決め、そのまま前半のリードを守り抜いて決勝トーナメント進出1番乗りを決めた。最終節では2試合無得点1失点でグループ2位につける中国と対戦し、66分にハサン・アル=ハイドゥースのゴールで1-0で勝利しグループリーグを3連勝(5得点無失点)しグループA1位でパレスチナとの決勝トーナメント1回戦に挑んだ。だが、前半37分にオデイ・イブラヒム・モハマド・ダッバーグに先制ゴールを決められ、今大会初めて失点を喫する苦しい展開に。それでも前半終了間際にアル=ハイドゥースのゴールで同点に持ち込むと、49分にはアフィーフがPKを成功させ、2-1の逆転勝利でベスト8進出を決める。
準々決勝はウズベキスタンと対戦し、前半27分にアル=ハイドゥースのシュートがオウンゴールを誘発し2試合ぶりに先制点を奪う。しかし、59分にオディルヨン・ハムロベコフに同点ゴールを決められそのまま決着は着かずPK戦にもつれ込む。カタールはアリとアル・マフディー・アリ・ムフタールがPKを失敗するも1-1(PK:3-2)で勝利しベスト4進出を苦しみながらも決めた。準決勝はカタールワールドカップ後17戦負け無しという強さを見せてきたイランと対戦した。カタールは試合開始わずか4分でサルダル・アズムンに先制ゴールを決められるも、前半17分にジャッセム・ガベルが同点ゴールを決めると前半終了間際のアフィーフのゴールで前半のうちに逆転に成功。51分にアリレザ・ジャハンバフシュにPKを決められて一時同点にされるも、82分にアリが逆転ゴールを決めカタール史上初の連覇まであと1勝とした。
決勝はグループE3位通過から初めて決勝まで勝ち進んできたヨルダンと対戦した。カタールは前半20分にアフィーフがPKを決めてカタール史上初の大会連覇に1歩近づく。後半27分にヤザン・アル・ナイマトのゴールで一時同点にされるも、アフィーフの活躍で後半に2点をいずれもPKで奪い、3-1で勝利したことでカタール史上初のアジアカップ連覇を決めた。アジアカップにおける連覇達成は史上5か国目で開催国がこの大会で優勝したのも史上5か国目である。また、決勝で3本のPKを決めてハットトリックを達成したアフィーフはアジアカップ史上初めて大会MVPと得点王の2冠を受賞し、2大会連続で同国からダブル受賞選手が生まれたのも史上初となった。