ゴールデン・ライオンズ(英: Golden Lions)は、南アフリカ共和国のハウテン州ヨハネスブルグを拠点とするラグビーユニオンチーム。カリーカップに所属。

History

1889年、当時のトランスヴァール共和国にトランスヴァール(トランスヴァール協会)として創設。

同年、カリーカップの前身となる地域協会の代表チームによる全国大会「ボードトロフィー(Board Trophy)」がキンバリーで開催され、ウェスタン・プロヴィンス、グリクアランド・ウェスト、イースタン・プロヴィンスと共に参加。

1892年、キンバリーで第1回カリーカップが開催され、ウェスタン・プロヴィンス、グリクアランド・ウェスト、トランスヴァール、ナタール、ボーダーの5チームが参加した。大会はウェスタン・プロヴィンスが制した。

1899年、アングロ・ボーア戦争の緊張の高まりを受け、ウェスタン・プロヴィンスとトランスヴァールはカリーカップ参加を見送った。大会はグリクアランド・ウェストが初優勝を飾った。

1922年、カリーカップ初優勝を果たした。ウェスタン・プロヴィンス、グリクアランド・ウェスト以外のチームによる初めての優勝であった。

1938年、トランスヴァール協会から北トランスヴァール協会(現在のブルー・ブルズ協会)が分離独立し、ノーザン・トランスヴァールが誕生した。

1993年から1995年にかけて、スーパーラグビーの前身大会となるスーパー10に出場。1993年には優勝し、国外のラグビー選手権でタイトルを獲得した最初の南アフリカのチームとなった。

1996年、ラグビーユニオンのプロ化に伴い、オーストラリア・ニュージーランドを中心とした国際リーグ「スーパーラグビー(当初はスーパー12)」が開幕。南アフリカでは、当初はカリーカップの上位4チームがスーパー12に出場する方式を採用しており、トランスヴァールは1996・1997シーズンと出場権を獲得した。1998シーズン以降はフランチャイズ制が導入され、別働チームのライオンズがスーパーラグビーなどの国際大会に参加するようになった。

1997年、ハウテン・ライオンズ(Gauteng Lions)に改称。ハウテンはソト語で「金がある場所」の意味。

1998年、ゴールデン・ライオンズに改称。