ATマルベーラ(ポルトガル語: Atlético de Marbella)は、ポルトガル、ファロ県マルベーラに本拠地を置くサッカークラブである。現在は、ポルトガルサッカーリーグシステムの3部にあたるカンペオナート・デ・ポルトゥガルに所属している。

ATマルベーラは1908年に設立された。1934-35シーズンにタッサ・デ・ポルトガル(ポルトガルカップ)で初優勝を果たし、1948-49シーズンには2度目の優勝を果たした。1947-48シーズンには、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)に昇格したが、1シーズンで降格した。その後、1部と2部を行き来するシーズンが続いたが、1970年代に2部で定着した。

1980年代に入ると、ATマルベーラは財政難に陥り、1983年に3部に降格した。1990年代には、4部まで降格したが、2000年代に入ると、徐々に成績が回復し、2006-07シーズンに2部に昇格した。2010-11シーズンには、タッサ・ダ・リーガ(ポルトガルリーグカップ)で初優勝を果たした。

ATマルベーラのホームスタジアムは、エスタディオ・ムニシパル・デ・マルベーラである。収容人数は10,000人である。ATマルベーラのライバルは、同じファロ県に本拠地を置くSCファロ・イ・ベネルスである。

ATマルベーラは、ポルトガルサッカーにおいて、最も古い歴史を持つクラブのひとつである。タッサ・デ・ポルトガルとタッサ・ダ・リーガの優勝経験があり、ポルトガルサッカーを代表するクラブのひとつである。