レッドブル・ブラジル(ポルトガル語: Red Bull Brasil)は、ブラジル・サンパウロ州カンピーナスを本拠地とするサッカークラブ。2007年11月に世界的飲料メーカーのレッドブル・グループが設立。2019年以降は、同企業のオーナークラブ「レッドブル・ブラガンチーノ」と合弁し、同ジュニアチームとして存続している。
2007年11月、レッドブル・ザルツブルクやニューヨーク・レッドブルズなどのサッカークラブを所有するオーストリアのグループ企業「レッドブル」により設立。翌2008年のカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)の下位リーグ参加から活動を始める。
2009年、チームはカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)4部に相当するセグンダ・ジヴィゾンで優勝した。2010年チームは1つ上のセリエA3に昇格した。またこの年開催されたコパ・パウリスタは初参戦ながら決勝まで進んだ。
2011シーズンはやや低迷したが、翌2012シーズンは躍進し、セリエA2レギュラーシーズンを3位で終えた。しかし準決勝で敗れ昇格は成らなかった。
2014年、セリエA1昇格。
2015年、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエD(全国選手権4部)へ初参戦。
2019年、親会社レッドブル・グループが、当時カンピオナート・ブラジレイロ・セリエBにいたCAブラガンチーノを合弁し「レッドブル・ブラガンチーノ」を設立。本体の経営が同クラブに移り、役員や主要スタッフはブラガンチーノに異動。レッドブル・ブラジル自体は、U-23以下を基準とするRBブラガンチーノ傘下のジュニアチームとして存続することになり、これまで通りサンパウロ州選手権の下位リーグ参加を継続している。