オリャネンセ・スポルティング・クルーベ(ポルトガル語: Olhanense Sporting Clube)は、ポルトガル・ファロ県のオルハンに本拠地を置くサッカークラブ。現在はカンペオナート・デ・ポルトゥガル、リーガ3に所属する。

オリャネンセは1912年4月10日に設立され、同じ年の9月22日に開催されたアモラFCとの試合で初出場を果たした。1933-34シーズンからポルトガルサッカー連盟に加盟し、1946-47シーズンに初めてプリメイラ・リーガ昇格を果たした。

オリャネンセはプリメイラ・リーガで25シーズンを過ごし、その間1958-59シーズンにはクラブ史上初のタッサ・デ・ポルトゥガル優勝を果たした。また、1959-60シーズンにはUEFAカップウィナーズカップに出場した。

1990年代後半から2000年代初頭にかけてオリャネンセは経済的な問題に直面し、2005-06シーズンにセグンダ・リーガ降格となった。その後、2007-08シーズンに再びプリメイラ・リーガ昇格を果たしたが、1シーズンで降格となった。

近年、オリャネンセはカンペオナート・デ・ポルトゥガル、リーガ3でプレーしている。2019-20シーズンは3位でフィニッシュし、昇格プレーオフに進出したが、敗れてプリメイラ・リーガ昇格を果たせなかった。

オリャネンセのホームスタジアムは、エスタディオ・アルガルヴェである。このスタジアムは2004年に開催されたUEFA EURO 2004の会場として建設された。