Wikipedia - CDカステリョン

CDカステリョンClub Deportivo Castellón)は、スペイン・カステリョンを本拠地とするサッカークラブ。2021-22シーズンはプリメーラ・ディビシオンRFEF(3部)に所属している。16,000人収容のノウ・エスタディ・カステリアをホームスタジアムとしている。

1922年創設。プリメーラ・ディビシオン(1部)には通算で11シーズン所属。1972-73シーズンにコパ・デル・レイで準優勝を果たしている。同じカステリョン県にはビジャレアルCFがある。

History

カステリョンにサッカーがもたらされたのは1911年であり、デポルティーボ(Deportivo)、カスタリア(Castalia)、ジムナシティコ(Gimnástico)、クルトゥラル(Cultural)、セルバンテス(Cervantes)などといったクラブが存在していたが、1922年7月22日にCDカステリョンが設立された。何度かプリメーラ・ディビシオン(1部)に上り詰めており、1941-42シーズンに初めてプリメーラに在籍すると、1942-43シーズンには史上最高位の4位となった。ビセンテ・デル・ボスケを擁した1972-73シーズンにはリーグ戦で5位になるとともに、コパ・デル・レイでは決勝に進出。デル・ボスケは後にレアル・マドリードに移籍し、同クラブの監督やスペイン代表監督にもなった。1983-84シーズンにはコパ・デ・ラ・リーガで優勝した。1989-90シーズンからの2シーズンもプリメーラで戦ったが、1990-91シーズン終了後にセグンダ・ディビシオン(2部)降格となり、1993-94シーズン終了後にはセグンダ・ディビシオンB(3部相当)降格となった。

2004-05シーズンはセグンダBで4位となり、昇格プレーオフに勝利してセグンダ昇格を決めた。2005年から2006年にかけて、ベガルタ仙台から福田健二がレンタル移籍で在籍していた。セグンダに5シーズン在籍したが、2009-10シーズンは21位に勝ち点13離されて22位(最下位)となり、セグンダBに降格した。2010-11シーズンはセグンダBで10位だったが、2011年7月18日、給料未払いのためにセグンダBから除外され、テルセーラ・ディビシオン(4部相当)強制降格となった。

CDカステロン(Club Deportivo Castellón)は、スペイン・カステリョン・デ・ラ・プラナを本拠地とするサッカークラブ。1922年に設立され、現在はプリメーラ・ディビシオンRFEF(スペイン3部相当)に所属している。

カステロンは、1929-30シーズンにセグンダ・ディビシオンで優勝し、プリメーラ・ディビシオンに昇格。1940-41シーズンには、コパ・デル・ヘネラル(現コパ・デル・レイ)で優勝を果たした。その後、カステロンはセグンダ・ディビシオンとテルセーラ・ディビシオンの間を行き来する時期が続いたが、1981-82シーズンにセグンダ・ディビシオンで2位となり、プリメーラ・ディビシオンに復帰。1982-83シーズンは、プリメーラ・ディビシオンで14位となり、残留を果たしたが、翌1983-84シーズンは、プリメーラ・ディビシオンで18位となり、セグンダ・ディビシオンに降格した。

1991-92シーズンにセグンダ・ディビシオンで優勝し、プリメーラ・ディビシオンに昇格したが、1992-93シーズンは、プリメーラ・ディビシオンで20位となり、セグンダ・ディビシオンに降格した。その後、カステロンはセグンダ・ディビシオンとテルセーラ・ディビシオンの間を行き来する時期が続いたが、2005-06シーズンにセグンダ・ディビシオンで2位となり、プリメーラ・ディビシオンに昇格。2006-07シーズンは、プリメーラ・ディビシオンで19位となり、セグンダ・ディビシオンに降格した。

2020-21シーズンは、プリメーラ・ディビシオンRFEF(スペイン3部相当)で優勝し、セグンダ・ディビシオンに昇格した。2021-22シーズンは、セグンダ・ディビシオンで22位となり、プリメーラ・ディビシオンRFEFに降格した。

カステロンのホームスタジアムは、エスタディオ・カステリョン。収容人数は15,000人。