CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ

CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ（Clubul Sportiv Universitatea Craiova (ルーマニア語発音: [ˌklubul sporˈtiv universiˈtate̯a kraˈjova]）は、ルーマニアのクラヨーヴァをホームタウンとするサッカークラブ。

CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ（ルーマニア語: Fotbal Club Universitatea Craiova）は、ルーマニア南西部の都市クラヨーヴァを拠点とするサッカークラブである。リーガ1（1部）に所属している。ルーマニア語では「ウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ」と表記され、日本語では「クラヨーヴァ大学」と訳されることもある。

ウニヴェルシタテア・クラヨーヴァは、1948年に創設された。1951年に初めてリーガ1に昇格し、1960年代から1980年代にかけては、ディナモ・ブカレスト、ステアウア・ブカレストと並んでルーマニアのトップクラブとして活躍した。1961-62シーズン、1963-64シーズン、1973-74シーズンの3回リーグ優勝を飾っている。また、1965年、1977年、1978年の3回カップ戦でも優勝している。

1990年代以降は、財政難に苦しむようになり、2005年にはリーガ1から降格した。しかし、2010年にリーガ1に復帰し、2012-13シーズンには4位に入り、UEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得した。2014-15シーズンには、リーグ戦で3位に入り、再びUEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得した。

ウニヴェルシタテア・クラヨーヴァは、ルーマニア代表選手を多く輩出している。2018年のFIFAワールドカップでは、アレクサンドル・キプチュ、アンドレイ・イヴァノヴィッチ、ニコラエ・スタンチュの3人がウニヴェルシタテア・クラヨーヴァから選出された。

ウニヴェルシタテア・クラヨーヴァのホームスタジアムは、スタディオヌル・イオン・オブレメンコである。収容人数は30,929人である。