トマス・モア・セインツ

トマス・モア・セインツは、米国ケンタッキー州デブリーにあるトマス・モア大学を拠点とする、NCAAディビジョン3カンファレンスのプレミア・アスレチック・カンファレンスであるプレミア・アスレチック・カンファレンスに所属する男子バスケットボールチームです。同チームは、2003年以来NCAAディビジョン3トーナメントに18回出場しており、1999年、2003年、2007年、2013年にナショナル・チャンピオンシップを4回制覇しています。

ヘッドコーチは、2012年からチームを率いているダーレン・トーマスです。トーマス氏は、ヘッドコーチとして10年間で229勝73敗の成績を残し、NCAAトーナメントには8回出場しています。

2019-2020シーズンは、セインツは28勝4敗という成績でレギュラーシーズンを終え、プレミア・アスレチック・カンファレンスのチャンピオンシップで優勝しました。NCAAトーナメントでは、セインツは1回戦でデポウ大学を、2回戦でジョン・キャロル大学を、3回戦でデイトン大学をそれぞれ破り、ベスト8に進出しました。ベスト8では、セインツはウィスコンシン大学グリーンベイ校に敗れましたが、歴史的なシーズンを締めくくりました。

セインツは、強力なディフェンスとオフェンスバリエーションを備えたチームです。2019-2020シーズン、セインツは1試合平均77.3点を獲得し、1試合平均63.4点を許しました。セインツのオフェンスを率いるのは、1試合平均19.3点を獲得したシニアガードのジェイレン・ウィリアムスです。ディフェンスでは、1試合平均3.1ブロックを記録したシニアセンターのマイケル・カウフマンが活躍しました。

セインツは、2020-2021シーズンもプレミア・アスレチック・カンファレンスのチャンピオンシップで優勝し、NCAAトーナメントに出場しました。NCAAトーナメントでは、セインツは1回戦でニューハンプシャー大学を、2回戦でクリーブランド州立大学を破り、3回戦でミシガン州立大学に敗れました。

セインツは、今後もNCAAディビジョン3トーナメントの常連チームとして活躍していくことが期待されています。