アルティーリ千葉(アルティーリちば、英: Altiri Chiba)は、日本のプロバスケットボールチーム。B.LEAGUE B2 東地区所属。ホームタウンは千葉県千葉市。2020年創設。
初代HCには、オーストラリア代表HCを務めたアンドレ・レマニスを招聘。 選手には、大塚裕土や岡田優介など、B1リーグでのプレー経験が豊富な選手の獲得に成功した。
また、2021年10月12日に開催されたB.LEAGUE理事会において、岐阜スゥープス、長崎ヴェルカと共に、B.LEAGUE準加盟が承認された。
このシーズンは第4節ゴールドジム幕張ベイパークアリーナでの豊田合成スコーピオンズ戦2試合を除いた全ホームゲームをスポンサーの協賛により、発券手数料、システム利用料のみの実質無料開催することとなった。
1年目である2021-22シーズンは、シーズン中レオ・ライオンズ、ワース・スミス、ロバート・ドジャーなど、立て続けに故障者が発生したものの37勝7敗で2位となる。 2位となったことにより、2020-21シーズンの結果から昇格決定戦への出場権を持っているトライフープ岡山との昇格決定戦が、2021-22シーズン終了後の2022年5月28日に東京体育館で行われた。昇格決定戦では、100-69でアルティーリ千葉がトライフープ岡山に勝利し、1年目シーズンにしてB2昇格を決めた。
オーストラリアのNBLからブランドン・アシュリー、アジア特別枠としてコービー・パラスらを補強した。
2023年4月22日、リーグ戦残り1試合を残しクラブ史上初タイトルとなるB2東地区の地区優勝を決めた。千葉ポートアリーナで行われたB2プレーオフでは、クォーターファイナルで青森ワッツに2連勝。セミファイナルでは、アルティーリ千葉と同じく同シーズンB3から昇格した長崎ヴェルカと対戦、第一戦でレオライオンズが負傷離脱、第一戦を91-104で落としたものの第二戦を93-61で勝利。B1昇格を掛けた第三戦では、86-91で敗戦しB2初年度でのB1昇格は成らなかった。
青森ワッツからアレックス・デイビス、ニュージーランド・ブレイカーズからデレク・パードン、信州ブレイブウォリアーズから前田怜緒、川崎ブレイブサンダースから熊谷尚也らを補強した。2023年11月24日、アジア特別枠として中国代表の劉傳興と契約合意したことを発表した。2024年1月5日には、U22日本代表・東海大学キャプテンの黒川虎徹選手が、特別指定選手として加入することを発表した。3月3日にアオーレ長岡で行われた新潟アルビレックスBB戦に勝利し、2年連続2度目のB2東地区優勝を達成。B2リーグでの地区2連覇は、2018-19, 2019-20シーズンに中地区で優勝した信州以来2チーム目である。レギュラーシーズンは、56勝4敗の成績で二年連続リーグ一位通過をした。56勝はB2史上最多勝利数・0.933はB2史上最高勝率となった。