東京グレートベアーズ(英名:Tokyo Great Bears)は、ネイチャーラボにより発足された男子バレーボールクラブである。2023-24シーズンはV.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)に所属。

History

チーム譲受からクラブ設立

2021年12月8日、V.LEAGUE DIVISION1(V1男子)所属でチームの前身であるFC東京が2022年5月末をもって活動休止すると発表した。それを受けて美容健康雑貨を手掛けるネイチャーラボがチーム譲受に向けて動いたのが始まりである。

2022年4月26日、FC東京からのチーム譲受が確定し、チームがそのままV1に在籍することを発表した(5月まではFC東京として活動)。

2022年5月、ネイチャーラボのグループ会社としてチーム運営会社「株式会社グレートベアーズ」を設立した。

2022年6月13日、チーム名を「東京グレートベアーズ」と発表した。

2022年6月15日、12選手との選手契約を締結したと発表した。その12名は、FC東京に在籍していた最終メンバー全員に該当する(FC東京より退団が発表された選手を除く)。17日には、FC東京でのプレー経験がある野瀬将平の移籍加入と2022-23シーズン新体制(スタッフ紹介)を発表した。

2022年10月27日、東京都と連携協定を締結した。

2022-23シーズン

チームは、「バレーボールだけをしていてはだめだ」という考えを持ち、選手自らがSNSで積極的に発信し、V1男子のホームゲームでは、演出にこだわり、バレーボールだけでなく1つのエンターテイメントとして楽しませることをコンセプトとした。その集大成となったのが、2023年3月4-5日の有明コロシアムのホームゲームで、5日のジェイテクトSTINGS戦では、8142人の入場者数を記録し、V.LEAGUE MEN(2018-19シーズン以降)の新記録を樹立した。試合でも、フルセットの激戦の末、勝利を収めた。リーグ戦の成績の方は、FC東京の昨シーズンから順位を上げれず8位に留まったが、入替戦は回避しV1残留を決めた。

2023年3月15日、V1チームのため出場権が与えられていた第71回黒鷲旗全日本選抜大会の出場辞退を表明した。それに続き、春よりビーチバレープロジェクトを開始することも明らかにした。

2023年4月26日、イタリア・セリエAのパッラヴォーロ・パドヴァと戦略的クラブパートナーシップを締結したと発表した。それにより、互いの国におけるブランド認知向上や、人材交流、ビジネス機会の創出などにおいて、互いの知識経験を共有する。

2022-23シーズン終了をもって、真保綱一郎が契約満了により監督を退任。新監督に、フィンランド出身でウルフドッグス名古屋のコーチも経験しているカスパー・ヴオリネン () の就任が決定した。

2023-24シーズン

カスパー体制1シーズン目。日本代表の深津旭弘と柳田将洋を補強し、チーム強化を図った。

2024年3月3日、V1男子の日本製鉄堺ブレイザーズ戦で8749人の入場者数を記録し、前シーズンに達成したV.LEAGUE MEN(2018-19シーズン以降)の記録をさらに更新した。