タルスス女子(トルコ語: Tarsus Kadın Basketbol takımı)は、トルコ・タルススを本拠地とする女子プロバスケットボールチームである。現在は、トルコの女子バスケットボール最高峰リーグであるKBSLに参加している。

タルスス女子は、1964年に創設された。1990年代後半から2000年代前半にかけて、KBSLで優勝するなど、トルコの女子バスケットボール界を代表する強豪チームとして君臨した。しかし、その後は低迷が続き、2010年代には2部リーグに降格した。

2019年に、トルコのバスケットボール界のレジェンドであるマニサ・カユガンが監督に就任。カユガンの指導の下、チームは2部リーグで優勝し、KBSLに復帰した。2021-22シーズンには、KBSLで準優勝を果たし、クラブ史上初の欧州カップ出場を果たした。

タルスス女子のホームアリーナは、タルスス・スポーツ・アリーナである。アリーナの収容人数は3,000人である。

チームの主な選手には、トルコ代表のポイントガードであるヤスミン・トゥルクメンや、アメリカ人のパワーフォワードであるブリトニー・グライナーなどがいる。

タルスス女子は、トルコの女子バスケットボール界を代表する強豪チームとして、今後の活躍が期待されている。