サッカーパナマ代表(サッカーパナマだいひょう、Selección nacional de fútbol de Panamá)は、パナマサッカー協会によって構成されるパナマのサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムは首都・パナマシティにあるエスタディオ・ロンメル・フェルナンデス。

History

2014 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海3次予選では、最終節アメリカ戦で後半アディショナルタイム突入時点まで2-1とリードしており、そのまま終了すれば、前節まで4位で同節コスタリカに1-2で敗れたメキシコを抜き大陸間プレーオフ出場権を獲得するはずだったが後半47分、48分と立て続けにゴールを許し、試合終了直前でプレーオフ出場を逃した。

2018 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海5次予選では主力選手のアミルカル・エンリケスが銃撃事件で殺害される悲劇に見舞われながらも、残り2試合で3位に立ったが3位争いをしていたアメリカとの直接対決に0-4で敗れ、逆にアメリカに勝点差2をつけられ4位に転落。アメリカが得失点差で大きく差をつけており、また同時刻キックオフとなった最終節で、最下位のトリニダード・トバゴと対戦することから3位での予選通過は厳しいと見られていたが最終節でコスタリカに前半リードを許しながら後半8分にガブリエル・トーレスが同点ゴールをあげ、さらに終了間際にロマン・トーレスのゴールで逆転勝利を収め、アメリカがトリニダード・トバゴに1-2で敗れたため、逆転で予選3位に入り前回大会予選最終節ロスタイムでワールドカップ出場を逃した雪辱を果たした。なお、同点ゴールとされたガブリエル・トーレスの得点はボールがゴールラインを割っていないように見える微妙な判定であると騒がれた。

当時パナマの大統領であったフアン・カルロス・バレーラは、W杯初出場を記念して初出場決定の翌日の10月11日を祝日にした。本大会ではグループGに入り、初戦のベルギー戦では0-3で敗れた。2戦目のイングランド戦ではフェリペ・バロイがW杯におけるパナマ代表としての初ゴールを決めるも1-6で大敗し、これにより3戦目のチュニジア戦を残したままパナマのグループリーグ敗退が決まった。そのチュニジア戦にも1-2で敗れ、3戦全敗で大会を終えた。

パナマは、北米カリブ海に位置する国です。サッカーは、パナマで最も人気のスポーツのひとつであり、国内には多くのサッカークラブが存在します。パナマ代表は、FIFAワールドカップには2018年ロシア大会で初出場を果たし、グループリーグでベルギー、イングランド、チュニジアと同組となりました。結果は、ベルギーに0-3、イングランドに1-6、チュニジアに2-1で敗れ、グループリーグ敗退となりました。しかし、パナマ代表は、2022年カタール大会で2度目の出場を果たし、グループリーグでベルギー、クロアチア、モロッコと同組となりました。結果は、ベルギーに0-3、クロアチアに0-1、モロッコに1-2で敗れ、再びグループリーグ敗退となりました。

パナマ代表の歴代監督には、フリオ・デリー・バルデス、エルナン・ダリオ・ゴメス、アマル・ビラ、トーマス・クリスチャンセンなどがいます。

パナマ代表の歴代最多出場選手は、ルイス・テハダであり、国際Aマッチ108試合に出場しています。

パナマ代表の歴代最多得点選手は、ルイス・テハダであり、国際Aマッチ43得点を記録しています。