UDレイリア(ポルトガル語: União Desportiva de Leiria, 英語: Leiria Sports Union)は、ポルトガルのレイリアを本拠地とするプロサッカークラブです。1911年に設立され、現在はリーガプロ(2部リーグ)に所属しています。

UDレイリアは、1960年代から1970年代にかけて、ポルトガルで最も強いクラブの一つでした。1961年にタッサ・デ・ポルトガル(ポルトガルカップ)で優勝し、1962年にはプリメイラ・リーガ(1部リーグ)で2位になりました。1970年代には、再度タッサ・デ・ポルトガルで優勝し、1976年にはUEFAカップウィナーズカップの決勝に進出しました。

しかし、1980年代以降、UDレイリアは低迷期に入りました。1983年にプリメイラ・リーガから降格し、その後は2部リーグと3部リーグを行き来するようになりました。2002年には、財政難のため、2部リーグから3部リーグに降格処分を受けました。

2003年に、UDレイリアは新オーナーの手に渡り、再建が開始されました。2008年には、2部リーグに復帰し、2010年にはプリメイラ・リーガに昇格しました。しかし、プリメイラ・リーガでは1シーズンで降格し、現在は再び2部リーグに所属しています。

UDレイリアのホームスタジアムは、エスタディオ・ジョゼ・デ・アルメイダ・ネヴェスです。収容人数は23,888人です。

UDレイリアのライバルは、同じレイリアを本拠地とするCDレイリアです。両チームの対戦は、ダービーマッチと呼ばれています。