アル・アラビ、アル・アラビーSC(アラビア語: النادي العربي الرياضي、英語: Al-Arabi Sports Club)は、カタールの首都ドーハを本拠地とするサッカークラブである。
1972年、タフリール(1952年創立、カタールで2番目に古いクラブ)とアル・ワフダ(1957年創立)の2つの古豪クラブが合併した事で誕生した。国内のファンからはドリームチームやレッドデビルズという愛称で親しまれている。潤沢なオイルマネーのおかげで資金力は非常に豊富で、元アルゼンチン代表バティストゥータや元ドイツ代表のシュテファン・エッフェンベルクら数多くの有名選手を獲得している。チーム自体も非常に強豪で、国内ではカタールリーグで2度の連覇、アミールカップでは3度の連覇を達成している。特に1980年代、90年代にはアル・サッドと並び、数多くのタイトルを獲得した。
国際舞台ではAFCアジアチャンピオンズリーグの出場、また1995年には前身のアジアクラブ選手権に準優勝した経験を持つ。