スタッド・ローザンヌ・ウシー

FCスタッド・ローザンヌ・ウシー（FC Stade Lausanne Ouchy）は、スイス・ローザンヌに本拠地を置くサッカークラブ。

スタッド・ローザンヌ・ウシー（フランス語: Stade Lausanne Ouchy）または単にローザンヌ・ウシーは、スイスのローザンヌを拠点とするサッカークラブです。1896年に創設され、スイスで最も古いサッカークラブのひとつです。現在、スイス・スーパーリーグに所属しています。

ローザンヌ・ウシーは、1903年にスイスのトップリーグに昇格し、1908年に初優勝を果たしました。その後、1911年、1914年、1915年に優勝し、4度のリーグ優勝を達成しています。また、1909年、1914年、1921年にスイスカップを獲得しています。

ローザンヌ・ウシーは、1950年代に低迷期を迎え、1955年にスイス・スーパーリーグから降格しました。その後、1966年にトップリーグに復帰しましたが、再び降格し、1973年に解散の危機に陥りました。しかし、ファンや地元の企業の支援により、クラブは解散を回避し、1979年にスイス・スーパーリーグに復帰しました。

ローザンヌ・ウシーは、1980年代後半から1990年代前半にかけて黄金期を迎え、1992年にリーグ優勝を果たしました。また、1994年にスイスカップを獲得し、1995年にUEFAカップウィナーズカップの準決勝に進出しました。

しかし、2000年代に入ると再び低迷期を迎え、2002年にスイス・スーパーリーグから降格しました。その後、2006年にトップリーグに復帰しましたが、2010年に再び降格しました。2015年に2部リーグで優勝し、スイス・スーパーリーグに復帰しました。

ローザンヌ・ウシーは、スイスを代表するサッカークラブのひとつであり、多くの有名な選手を輩出しています。スイス代表のキャプテンを務めたヤコブ・クーンや、1994年のワールドカップで活躍したステファン・シャピュイザなどが挙げられます。

クラブの名前である「ウシー」は、ローザンヌ湖畔にある地区の名前です。スタッド・ローザンヌ・ウシーは、この地区にあるスタッド・オリンピック・ドゥ・ラ・ポンテーズをホームスタジアムとしています。