アル・アハリSC (アラビア語: النادي الأهلي الرياضي) 、通称アル・アハリ・ドーハ (英語: Al Ahli Doha)はカタールのドーハに本拠地を置くサッカークラブである。
設立は1950年と、現存するカタール国内のサッカークラブの中では国内最長の歴史を持つ。
1950年に、ソート・アル・アラブと呼ばれる別のクラブの創設者によって、アル・ナジャSCという名前で設立された。創設者グループの一人であるナジ・ムサードがクラブの初代会長に就任した。設立当初はバラハット・アル・ジュフェアリに位置する月額70インドルピーで借りられた住宅がクラブの本部として活用された。
1972年、アル・ナジャSCはドーハの別クラブと合併し、現在の名前であるアル・アハリSCに改称した。最初の理事会は8人のメンバーで結成され、クラブカラーは正式に緑と白に決定された。 翌1973年には当時ペレが在籍していたサントスFCを招いての親善試合が開催された。 1983-84シーズン、クラブはカタールの他のすべてのスポーツクラブと同様に、近代的なトレーニングとレクリエーション施設を備えた新しい本部に移転した。
90年代初頭、クラブ史上初めてカタール2部に降格した。クラブは若返りを図りユースチーム出身の選手を多く起用したが、準優勝に終わった。
国内カップ戦のアミール・カップでは設立以来4度の優勝を経験している。