ストラスブール

1906年にストラスブールの隣町、ドイツのノイドルフで創立された。FCノイドルフ（FC Neudorf）と名乗っていたが、第一次世界大戦後にフランス領になったのを受けて、現在の名前に改名した。

1933年、ディヴィジョン・アン（現在のリーグ・アン）に初昇格。1951年にはフランス・カップで優勝し、初タイトルを手にしている。1978-79シーズンにリーグ初優勝。翌シーズンにはUEFAチャンピオンズカップでベスト4に進出し、最盛期を迎えた。

2005-06シーズンはUEFAカップでベスト16まで勝ち残るなど健闘するが国内リーグで不振にあえぎ、リーグ・ドゥ降格の憂き目を見た。翌シーズンは昇格するものの、19位に終わり再び降格。2009-2010シーズンはリーグ・ドゥで19位に沈み、フランス全国選手権（3部）に降格した。

さらに2010-2011シーズンにはフランス全国選手権で4位になったが、財政問題によりフランス全国選手権3（英語版）（5部）に降格処分を受けた。しかしながら、2011-12にフランス全国選手権3、2012-13シーズンにフランス全国選手権2（4部）、2015-16シーズンにフランス全国選手権で優勝し、2016-17シーズンにリーグ・ドゥで優勝した。

2023年6月にクラブは、前年にチェルシーを買収したコンソーシアムのBlueCo（英語版）によって買収された。なお、この際にほぼ100%に近い株式がBlueCoによって買収されたものの、会長は2012年にクラブを買収した元フランス代表のマルク・ケラー（英語版）氏が引き続き務める。