カーン

スタッド・マレルブ・カーン（Stade Malherbe Caen, フランス語発音: [stad malɛʁb kɑ̃]）は、フランス・ノルマンディー・カーンに本拠地を置くサッカークラブチーム。2023-24シーズンはリーグ・ドゥに所属する。

クラブは、Club Malherbe Caennais（CMC）とClub Sportif Caennais（CSC）の合併により1913年11月17日に設立された。チーム名はカーン出身の詩人であるフランソワ・ド・マレルブに由来している。また、ユニフォームデザインはCMCのストライプ、CSCの赤と青のカラーを合わせたものとなったが、これは現在に至るまで受け継がれている。

100年にも渡る歴史を持つが、その半数以上のシーズンを3部以下のアマチュアチームとして過ごしている。1986-87シーズン、ディヴィジオン・ドゥ（現在のリーグ・ドゥ）を2位で終え、初のトップリーグ昇格を果たすと、1991-92シーズンには歴代最高位の5位を経験した。これにより、翌シーズンにUEFAカップの出場権を獲得、現在に至るまで唯一の欧州リーグ出場記録となっている。

2005年にはクープ・ドゥ・ラ・リーグで決勝に進出したものの、RCストラスブールに敗北し準優勝に終わった。2015-16シーズンにはリーグ・アンで7位の結果となった。しかし、2018-19シーズンは19位に終わり、リーグ・ドゥに降格した。

1993年からスタッド・ミシェル＝ドルナノをホームスタジアムとして使用しているが、かつてはスタッド・ド・ヴェノワをホームスタジアムとしており、現在はリザーブチームが使用している。