CAシクロン・デル・スルは、ボリビアのサンタ・クルス・デ・ラ・シエラに本拠地を置くサッカークラブです。1990年に設立され、現在はボリビア最上位リーグであるプリメーラ・ディビシオンに所属しています。

クラブ名は、スペイン語で「南のサイクロン」を意味しています。これは、クラブのホームスタジアムであるエスタディオ・エル・カンポ・デ・マルテが、南半球に位置していることに由来しています。

シクロン・デル・スルは、1990年に南米サッカー連盟(CONMEBOL)が主催するコパ・リベルタドーレスに初出場を果たしました。同大会では、グループステージで敗退しましたが、この結果を受けて、ボリビアサッカー連盟から南米クラブ選手権(現コパ・スダメリカーナ)への出場権を与えられました。

南米クラブ選手権では、1991年に準決勝に進出しましたが、アルゼンチンのクラブであるボカ・ジュニアーズに敗れ、決勝進出を逃しました。しかし、この結果を受けて、シクロン・デル・スルは、1992年に南米スーパーカップに出場しました。同大会では、アルゼンチンのクラブであるクルセロ・デル・ノルテに敗れましたが、準優勝という成績を残しました。

シクロン・デル・スルは、ボリビア国内でも数々のタイトルを獲得しています。プリメーラ・ディビシオンでは、1991年、1992年、1993年、1995年、2018年の5回優勝しています。ボリビアカップでは、1992年、1996年、2002年の3回優勝しています。

シクロン・デル・スルは、ボリビアを代表するサッカークラブのひとつです。同クラブは、数々のタイトルを獲得し、国際大会でも好成績を残しています。