サッカーエジプト代表(サッカーエジプトだいひょう、アラビア語: منتخب مصر الوطني لكرة القدم‎, 英語: Egypt national football team)は、エジプトサッカー協会(EFA)によって構成される、エジプトのサッカーのナショナルチームである。

History

1934 FIFAワールドカップにアフリカ勢として初めてW杯に出場した。その後にW杯出場は無かったが、1990 FIFAワールドカップに56年ぶりに出場した。なお、アフリカネイションズカップでは最多の優勝7回の実績を残す。2017年10月8日、最終予選でコンゴ共和国に2-1で勝利し、28年ぶりとなるワールドカップの出場権を獲得した。本大会では開催国ロシア、ウルグアイ、サウジアラビアと同じグループAに入り、3戦全敗でグループリーグ敗退となった。

アフリカネイションズカップ2021では、決勝でセネガルにPK戦の末敗れて準優勝に終わった他、2022 FIFAワールドカップ・アフリカ3次予選でも再びセネガルと対戦。ホームで行われた第1戦は1-0で勝利し、アウェーで行われた第2戦で0-1でかつ2戦合計1-1の引き分けでPK戦にまでもつれ込んだが、またしてもセネガルにPK戦の末1-3で敗れ、2大会連続での本大会出場はならなかった。

エジプト代表は、エジプトサッカー協会によって編成されるエジプトのサッカーナショナルチームである。アフリカサッカー連盟(CAF)に所属している。FIFAワールドカップには3度出場しており、アフリカネイションズカップでは最多7度の優勝を誇る。

エジプト代表は、1920年に設立され、1924年に国際サッカー連盟(FIFA)に加盟した。1934年のFIFAワールドカップに出場し、アフリカ勢初のワールドカップ出場を果たした。1959年にアフリカネイションズカップが創設されると、エジプトは第1回大会から参加し、3連覇を含む7度の優勝を遂げている。

エジプト代表は、1990年と2018年のFIFAワールドカップにも出場しているが、いずれもグループリーグ敗退に終わっている。2023年には、アフリカネイションズカップで2度目の優勝を果たした。

エジプト代表のホームスタジアムは、カイロにあるカイロ国際スタジアムである。このスタジアムは、1960年に建設され、収容人数は75,000人である。

エジプト代表のユニフォームは、ホームが緑と白の縦縞、アウェイが白を基調としている。チームのエンブレムは、アラビア文字で「エジプト」と書かれている。

エジプト代表の歴代監督として、ハッサン・シェハタ、ボラ・ミルティノビッチ、エクトル・クーペルなどがいる。

エジプト代表の歴代選手として、モハメド・サラー、モハメド・エルネニー、アーメド・ヘガジー、トレゼゲ、エサム・エル=ハダリなどがいる。