NK ブジェ(NK Buje)は、クロアチア北西部のイストラ半島にあるブジェを本拠地とするサッカークラブである。クラブは1920年に創立され、現在はクロアチア・セカンドリーグに所属している。ホームスタジアムはグラドスキ・スタディヨン・ブジェである。

NK ブジェは、1990年代にクロアチア・ファーストリーグでプレーした経験がある。1994-95シーズンには、リーグ戦で4位に入り、UEFAカップ出場権を獲得した。しかし、UEFAカップ1回戦でオーストリアのSKラピード・ウィーンに敗れ、2回戦進出はならなかった。

NK ブジェは、2000年代以降はセカンドリーグでプレーしている。2017-18シーズンには、セカンドリーグで優勝し、ファーストリーグ昇格を果たした。しかし、ファーストリーグでは1シーズンで降格し、現在は再びセカンドリーグでプレーしている。

NK ブジェは、クロアチア代表の選手を輩出している。代表で最も有名な選手は、MFイバン・ラキティッチである。ラキティッチは、2006年にNK ブジェでプロデビューを果たし、その後セビージャ FCやFCバルセロナに移籍した。ラキティッチは、クロアチア代表の主力選手として、2018年のFIFAワールドカップで準優勝した。