フトボル・クルブ・アンドラ(カタルーニャ語: Futbol Club Andorra)は、アンドラ公国のアンドラ・ラ・ベリャに本拠地を置くサッカークラブである。2023-24シーズンは、スペインのセグンダ・ディビシオン(2部)に越境参加している。
1942年10月15日、メリチェル聖母大学にてアンドラ国内初のサッカークラブとして設立された。1963年、隣国スペインのカタルーニャサッカー連盟に加入し、1963-64シーズンからカタルーニャ州の2部リーグでプレーすることが決定した。初のフルシーズは2部リーグ11位で終えた。1980年代からはセグンダ・ディビシオンBやテルセーラ・ディビシオンを行き来するシーズンが続くも、1993-94シーズンのコパ・カタルーニャでは、FCバルセロナやRCDエスパニョールを破って大会初優勝を経験した。1995-96シーズンは、コパ・デル・レイでベスト16に進出したが、セルタ・デ・ビーゴに敗れている。
2018年12月、スペイン代表のジェラール・ピケが保有する企業であるKosmos Global Holding, S.L.を通じてクラブを買収し、ピケがクラブ保有権90%を占めたことでクラブ会長に就任した。2019年7月、CFレウス・デポルティウが選手への給料未払いによってテルセーラ・ディビシオンへと降格したため、空白になったセグンダBの枠を手数料約45万ユーロ支払って購入し、2019-20シーズンはセグンダBでプレーすることが決定した。
2021-22シーズン、プリメーラ・ディビシオンRFEFのグループBで優勝し、クラブ史上初めてセグンダ・ディビシオンに昇格することが決定した。