タイ代表バスケットボールチームは、タイのバスケットボールスポーツ界において最高の代表チームであり、タイバスケットボール協会(BATB)によって運営されている。国際バスケットボール連盟(FIBA)に加盟しており、1955年に初めてFIBAアジアカップに参加した。

タイ代表のホームアリーナは、バンコクにあるNimibutr Indoor Stadiumである。チームは、FIBAアジアカップでこれまで2度の優勝を果たしており、1982年と1985年に優勝している。また、1974年、1978年、1986年の大会では2位に入賞している。

タイ代表は、オリンピックや世界選手権にはまだ出場したことがないが、アジア大会には過去11回出場し、2010年の大会では4位という最高成績を残している。また、東南アジア競技大会では、1969年、1971年、1973年、1975年、1977年、1983年、1985年、1987年、1995年、2003年、2007年、2011年、2015年、2017年、2019年の大会で優勝している。

タイ代表には、NBAでプレーした経験のある選手はいないが、数名の選手がヨーロッパやアジアのクラブチームでプレーした経験がある。また、チームには、タイ代表の主将を務めるジャッカル・ナタナック・アナンタスックや、タイ代表の得点王であるチャナン・クンラワナラットなど、才能のある若い選手が数多く所属している。

タイ代表は、現在、ウィタヤ・ラタナナンタノンがヘッドコーチを務めている。ラタナナンタノンは、タイ代表のヘッドコーチを2017年から務めており、2019年の東南アジア競技大会でチームを優勝に導いた。