アスル・イ・ブランコ・ミジョナリオス・フトボル・クルブ(スペイン語: Azul y Blanco Millonarios Fútbol Club S. A.)は、コロンビアの首都ボゴタを本拠地とするサッカークラブである。2020シーズンはカテゴリア・プリメーラAに所属。

1946年にクラブ創設。1948年のプロリーグ発足以来、1部リーグから降格したことがない3クラブのうちの1つ。アトレティコ・ナシオナルに次いで、2019年終了時点で国内リーグ優勝15回を誇る強豪である。

コロンビア国内では、アトレティコ・ナシオナルやアメリカ・デ・カリと並ぶビッグクラブである。

ホームスタジアムのエル・カンピンはインデペンディエンテ・サンタフェと共用している。

History

1937年にボゴタの学生達によって結成された。その後、1946年6月18日に正式にクラブ創設。1950年代初頭にアルフレッド・ディ・ステファノらのスター選手をアルゼンチンのリーベル・プレートから獲得し、破壊的な攻撃力で席巻した事から、当時世界最強のクラブの1つと言われた。

1948年に創設された国内プロサッカーリーグに初年度から参加。以来、一度も1部リーグから降格したことがない。

コパ・リベルタドーレスには1960年の第1回大会にコロンビア代表として出場を果たし、ベスト4に進出した。同大会には2018年までに17回出場しており、最高位は1960年、1973年、1974年の準決勝である。

ミジョナリオス・ウィメン(Millonarios Femenino)は、コロンビア・ボゴタを拠点とする女子サッカークラブである。コロンビア女子サッカーリーグであるリーガ・フェメニーナに所属している。

ミジョナリオス・ウィメンは、1998年に設立された。2009年にリーガ・フェメニーナが創設されると、ミジョナリオス・ウィメンは創設メンバーの一員となった。2010年にリーガ・フェメニーナで初優勝を果たし、2011年にはコパ・リベルタドーレス・フェメニーナでも初優勝を果たした。

ミジョナリオス・ウィメンは、コロンビア女子サッカー界を代表する強豪チームである。リーガ・フェメニーナでは、2010年、2011年、2017年、2018年、2022年に優勝を果たしている。コパ・リベルタドーレス・フェメニーナでは、2011年、2012年、2015年に優勝を果たしている。

ミジョナリオス・ウィメンは、コロンビア代表チームに多くの選手を輩出している。2019年のFIFA女子ワールドカップに出場したコロンビア代表チームには、ミジョナリオス・ウィメンの選手が4人選出された。

ミジョナリオス・ウィメンは、コロンビア女子サッカー界を牽引する存在であり、これからも多くのタイトルを獲得することが期待されている。