Wikipedia - ピラミッズFC

ピラミッズFCPyramids Football Club)は、エジプトの首都カイロをホームタウンとするサッカークラブである。

History

2008年にアシュートをホームタウンとするアル・アシューティー・スポート (Al Assiouty Sport) として創設された。

2014年にクラブの歴史で初となるプレミアリーグ昇格を果たした。しかし、2015年に降格した。2015-16シーズンと2016-17シーズンはセカンドディビジョンに参加、2017-18シーズンにプレミアリーグに復帰して、9位の成績を残した。同シーズンにエジプト・カップの準々決勝で前年度優勝チームのアル・アハリに1-0で勝利して、準決勝に進出した。

2018年6月にサウジアラビアのアル・アハリの元名誉会長で、サウジアラビア・スポーツ総局のトゥルキー・アル・シェイク局長に売却され、クラブ名はアル・アハラーム (Al Ahram) またはピラミッズ (Pyramids) に改称された。また、ホームタウンが首都カイロに変更された。新しく所有者となったトゥルキー・アル・シェイクの下でクラブに巨額の投資が行われたため「アフリカのマンチェスター・シティ」「エジプトのRBライプツィヒ」等と呼ばれた。

2018-19シーズンにプレミアリーグでアル・アハリ、アル・ザマレクに次ぐ3位になり、初となるCAFコンフェデレーションカップの出場権を獲得した。同シーズンにエジプト・カップの決勝に進出したが、アル・ザマレクに0-3で敗れて準優勝に終わった。

2019年7月にクラブの元副会長でアラブ首長国連邦のサーレム・アル・シャムシーがクラブを引き継ぎ、所有権を取得した。同年9月時点で、ピラミッズは1948年にエジプトのサッカーリーグが創立されて以来、エジプト人以外が所有する唯一のサッカークラブであった。

2019-20シーズンにCAFコンフェデレーションカップに初出場して決勝に進出したが、モロッコのRSベルカンヌに0-1で敗れて優勝を逃した。

ピラミッドFCは、エジプトギザ県のギザを拠点とする、エジプトのサッカークラブである。2008年12月16日に設立され、2019年にエジプト・プレミアリーグに昇格した。 クラブ名は、ギザにあるピラミッドに由来している。ホームスタジアムは、ギザにある30 June Stadiumである。

ピラミッドFCは、2018-19シーズンのエジプト・ファーストディビジョンで優勝し、エジプト・プレミアリーグに昇格した。2019-20シーズンのエジプト・プレミアリーグでは、13位でリーグ戦を終えた。

ピラミッドFCの主なライバルは、アル・アハリSCとザマレクSCである。この2チームは、エジプトで最も人気のあるサッカークラブであり、多くのタイトルを獲得している。ピラミッドFCは、これらの2チームに勝利した数少ないクラブの一つである。

ピラミッドFCの選手には、エジプト代表の経験を持つ選手が数多くいる。エジプト代表の正ゴールキーパーであるモハメド・エル・シェナウィや、エジプト代表のディフェンダーであるオマル・ガベル、エジプト代表のミッドフィールダーであるタハ・モハメドなどである。

ピラミッドFCは、エジプトで最も有望なサッカークラブの一つである。エジプト・プレミアリーグで優勝し、アフリカチャンピオンズリーグに出場することを目指している。