フランス代表サッカーチーム(仏: Équipe de France de football)は、フランスにおけるサッカー競技の統括団体であるフランスサッカー連盟(FFF)によって編成される、フランスの男子サッカーナショナルチーム。愛称は「レ・ブルー(Les Bleus)」。

フランス代表は、FIFAワールドカップにおいては1998年と2018年に2度優勝しており、UEFA欧州選手権においては1984年と2000年に2度優勝している。FIFAランキングにおいては、2001年9月に初めて1位となり、2018年には2度目の1位となった。ホームスタジアムは、サン=ドニにあるスタッド・ド・フランス。

フランス代表は、1904年5月1日にベルギー代表とのフレンドリーマッチで国際試合デビュー。その後、1930年の第1回FIFAワールドカップに出場し、グループリーグでチリ代表に敗退した。1950年代には、レイモン・コパ、ジュスト・フォンテーヌ、コージョー・アディコルなど、数多くのタレントを擁し、1958年のFIFAワールドカップで3位、1960年のUEFA欧州選手権で4位となった。

1970年代には、ミシェル・プラティニ、アラン・ジレス、マリウス・トレゾールなど、新たなスター選手が登場し、1978年のFIFAワールドカップで4位、1982年のFIFAワールドカップで4位、1984年のUEFA欧州選手権で優勝した。

1990年代には、ジネディーヌ・ジダン、エリック・カントナ、ローラン・ブランなど、世界最高の選手が揃い、1998年のFIFAワールドカップで優勝、2000年のUEFA欧州選手権で優勝した。

2000年代には、ティエリ・アンリ、ジブリル・シセ、パトリック・ヴィエラなど、新たなスター選手が登場し、2006年のFIFAワールドカップで準優勝、2010年のFIFAワールドカップでグループリーグ敗退、2014年のFIFAワールドカップでベスト8となった。

2010年代には、キリアン・エムバペ、アントワーヌ・グリーズマン、ポール・ポグバなど、新たなスター選手が登場し、2018年のFIFAワールドカップで優勝、2020年のUEFA欧州選手権で準優勝となった。