ハルジャレハは、シリア代表サッカーチームの愛称である。ハルジャレハは、シリアの首都ダマスカスの古い町並みのことを指す。ハレハは、石、通り、道という意味。代表チームは「ダマスカス」を拠点としているため、ファンや国民がハルジャレハと呼んでいる。

シリア代表は、1942年に国際サッカー連盟(FIFA)に加盟し、1993年にはアジアサッカー連盟(AFC)に加盟した。AFCアジアカップには5回出場しているが、最高成績は2011年の準優勝である。

ハルジャレハは、粘り強く戦うことで知られている。2018年のワールドカップ予選では、強豪のオーストラリアと引き分け、日本にも1-2と善戦した。しかし、最終的にはグループ3位に終わり、ワールドカップ出場はならなかった。

ハルジャレハの注目選手は、FWオマル・アル・ソーマである。アル・ソーマは、2012年からシリア代表に選出されており、30試合で15得点を挙げている。2016年には、アジア年間最優秀選手賞を受賞した。

ハルジャレハは、2022年のワールドカップ予選でも活躍が期待されている。グループAでイラン、韓国、レバノン、UAEと同組となり、上位2チームが最終予選に進出できる。ハルジャレハは、イランや韓国に勝利すれば、ワールドカップ出場が近づくことになる。