オリンプ・フリャジノ(ロシア語: Олимп Фрязино)は、ロシアのモスクワ州フリャジノを拠点とするサッカークラブ。現在、ロシア・プロサッカーリーグ(3部)に所属している。

クラブは2006年、エネルギー関連企業「オリンプ」の支援により創設された。同年、アマチュアサッカーリーグであるロシア・アマチュアサッカーリーグ(LFL)に加盟し、2007年にはLFLのモスクワ州東地区で優勝。この結果、ロシア・セカンドディビジョン(3部)に昇格した。

セカンドディビジョンでは、2008年に西ゾーンで2位、2009年には中央ゾーンで4位に入った。2010年には、再び西ゾーンで2位となり、ロシア・ファーストディビジョン(2部)に昇格。しかし、ファーストディビジョンでは、2011年に16位、2012年に19位と下位に終わり、2013年にセカンドディビジョンに降格した。

セカンドディビジョンでは、2014年に中央ゾーンで6位、2015年に西ゾーンで11位と、中位に甘んじた。しかし、2016年には西ゾーンで優勝し、ファーストディビジョンに復帰した。

2017年には、ファーストディビジョンで10位となり、残留を果たした。しかし、2018年には19位に終わり、再びセカンドディビジョンに降格した。

2019年からは、ロシア・プロサッカーリーグ(3部)に所属している。2020年には、西グループで6位となり、2021年には同グループで10位となった。

オリンプ・フリャジノは、ロシア国内のカップ戦であるロシア・カップには、何度か出場している。2009年には、3回戦でロコモティフ・モスクワに0-2で敗退。2010年には、4回戦でPFC CSKAモスクワに0-3で敗退。2011年には、3回戦でサトゥルン・ラメンスコーエに0-2で敗退。2012年には、3回戦でFC روستフに0-2で敗退している。

オリンプ・フリャジノのホームスタジアムは、フリャジノ・アリーナである。収容人数は5,000人。