ピラソス・ネア・アンヒアロス( ギリシア語: Πυράσος Νέας Αγχιάλου)は、ギリシャのマグニシア県ネア・アンヒアロスを本拠地とするサッカークラブである。

クラブは1954年に創設され、現在はギリシャ・フットボールリーグ2部(3部相当)に所属している。ホームスタジアムはネア・アンヒアロス市立スタジアムである。

クラブカラーは青と白で、チームのエンブレムにはギリシャの国旗とクラブ名の頭文字である「Π」と「Ν」が描かれている。

ピラソス・ネア・アンヒアロスは、これまで国内タイトルを獲得したことはないが、1973-74シーズンのギリシャ・カップでは準決勝に進出したことがある。また、1997-98シーズンには、ギリシャ・セカンドディビジョンで優勝し、1部に昇格した。しかし、1部では1シーズンで降格し、それ以降は2部でプレーしている。

ピラソス・ネア・アンヒアロスは、地元の英雄であるソティリス・パパゾグロスを輩出したクラブとしても知られている。パパゾグロスは、ギリシャ代表として143試合に出場し、35得点を挙げた。また、パパゾグロスは、オリンピック・マルセイユ、ASモナコ、AEKアテネなどでプレーし、UEFAチャンピオンズリーグやギリシャ・スーパーリーグのタイトルを獲得した。