バルセロナ・スポルティング・クルブ(Barcelona Sporting Club (スペイン語発音: [baɾseˈlona]))は、エクアドルのグアヤキルに本拠地を置くサッカークラブである。スペインのFCバルセロナとの混同を避けたい場合には、バルセロナ・デ・エクアドル(Barcelona de Ecuador、エクアドルのバルセロナ)という呼称が用いられることもある。FCバルセロナとは直接的な関係は無いものの、エンブレムは非常によく似ており、親善試合を行ったこともある。
1925年5月1日、クラブ名の由来にもなったスペイン・バルセロナ市からの移民、エウティミオ・ペレスによって創設された。1960年から約40年間はエクアドルを代表する強豪クラブとして南米にその名を轟かせた。1990年と1998年にはコパ・リベルタドーレスで決勝まで進んだが、決勝戦でオリンピアとCRヴァスコ・ダ・ガマにそれぞれ敗れている。
最近はかつてのような強さは見られなくなってきているが、今でもエクアドル随一の人気クラブであることには変わりない。
本拠地のエスタディオ・モヌメンタルは約9万人収容の巨大スタジアムであり、1993年のコパ・アメリカでは決勝戦の会場となった。