ノリッジ・シティ・フットボール・クラブNorwich City Football Club)は、イングランド東部・ノーフォーク州ノリッジをホームタウンとするプロサッカークラブ。

イギリスの大衆文化で著名な料理研究家、デリア・スミスが役員の1人である。

1部リーグからの最多降格記録と、1部リーグへの最多昇格記録の両方を持つエレベータークラブとして知られている。

History

2009年8月18日、コルチェスター・ユナイテッドの監督だったポール・ランバートが就任すると、2009-10シーズンはリーグ1で優勝し、チャンピオンシップ昇格。翌2010-11シーズンは2位でシーズンを終え、2000年のマンチェスター・シティ以来となる2季連続昇格でプレミアリーグ昇格を果たした。

プレミアリーグ復帰初年度の2011-12シーズンを12位で終えた後、ランバートは空席となっていたアストン・ヴィラの監督に就任し、後任にクリス・ヒュートンが就任した。

2012-13シーズンはアウェーでの開幕戦こそフラムに0-5で敗れたが、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドに対してホームで1-0で勝利するなどシーズンを通して降格争いに巻き込まれることもなく、11位で終えた。しかし、2013-14シーズンは18位に終わり、チャンピオンシップに降格した。

2017年5月25日、ドイツ人のダニエル・ファルケが就任し、クラブ創設以来114年の歴史の中で、初めてブリテン諸島以外の出身の監督となった。初年度の2017-18シーズンは低迷し14位で終えたものの、2018-19シーズンはシーズンの大半を首位で過ごし、2019年4月27日、ホームでのブラックバーン・ローヴァーズ戦に2-1で勝利し、チャンピオンシップ優勝と3シーズンぶりのプレミアリーグ昇格を果たした。しかし、2019-20シーズンはプレミアリーグ最下位に低迷し、1シーズンでチャンピンシップ降格となり、プレミアリーグ史上最多記録となる5度目の降格となった。

翌2020-2021シーズンに再び1部復帰を果たし、今回の昇格でプレミアリーグ史上最多記録となる5度目の昇格となった。しかし2021-2022シーズンにまたしても最下位に終わり、6度目の降格。また3回連続で昇格の翌年に降格となり、プレミアリーグに定着できないでいる。

ノリッジ・シティ・フットボールクラブ(英語: Norwich City Football Club)は、イングランド・ノーフォーク州ノリッジを本拠地とするサッカークラブチームである。1902年に創設され、現在 EFLチャンピオンシップ(イングランド2部相当)に所属。ホームスタジアムはキャロウ・ロード。

ノリッジは、1920年にフットボールリーグに加入して以来、トップリーグと下部リーグの間を行き来する歴史を持っている。1980年代と1990年代にプレミアリーグの前身であるフットボールリーグ・ファーストディビジョンでいくつかの成功を収め、1985年にはカップ戦のリーグカップで優勝した。

2010年代にはプレミアリーグに昇格・降格を繰り返しており、2019-20シーズンにプレミアリーグから降格し、現在はチャンピオンシップに所属している。

ノリッジのライバルは、同じノーフォーク州を本拠地とするイプスウィッチ・タウンFCである。両チームの対戦は「イーストアングリアン・ダービー」と呼ばれ、激しいライバル意識を持っている。

ノリッジのホームスタジアムであるキャロウ・ロードは、1935年に完成した。収容人数は27,244人で、スタジアム全体が黄色のシートで覆われている。

ノリッジの愛称は「カナリーズ」である。これは、クラブのユニフォームが黄色のストライプであることに由来している。

ノリッジの歴代監督には、アレックス・ファーガソン氏やニール・アダムス氏など、数多くの名監督が就任している。

ノリッジの歴代所属選手には、ロブ・グリーン氏、ダレン・ヘンダーソン氏、グラント・ホルト氏など、数多くの名選手がいる。