クルブ・デポルテイボ・イルーナ(Club Deportivo Iruna)は、スペイン・ナバラ州イルーニャを本拠地とするサッカークラブです。1920年に設立され、現在はテルセーラ・ディビシオン(4部)に所属しています。

イルーナは、スペインサッカー界において最初期のクラブのひとつです。1922年には、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の決勝に進出しましたが、FCバルセロナに2-5で敗れました。1929年には、セグンダ・ディビシオン(2部)に昇格しましたが、1シーズンで降格しました。

その後、イルーナはテルセーラ・ディビシオンとレヒオナル・プレフェレンテ(5部)を行き来する時期が続きました。1990年代後半には、テルセーラ・ディビシオンで上位を争うようになり、2000年にはセグンダ・ディビシオンB(3部)に昇格しました。しかし、セグンダ・ディビシオンBでは苦戦し、2003年にテルセーラ・ディビシオンに降格しました。

イルーナは、2010年にテルセーラ・ディビシオンで優勝し、セグンダ・ディビシオンBに昇格しました。しかし、セグンダ・ディビシオンBではまたしても苦戦し、2012年にテルセーラ・ディビシオンに降格しました。

イルーナのホームスタジアムは、エスタディオ・エル・サダールです。収容人数は23,576人です。

イルーナのライバルは、同じナバラ州に本拠地を置くCAオサスナです。両チームの対戦は、「ナバラ・ダービー」と呼ばれています。