LKSヴォシュチツェ(ポーランド語: Ludowy Klub Sportowy Woszczyce)は、ポーランドのオポーレ県に本拠地を置くサッカークラブである。ポーランド4部リーグに所属している。

ヴォシュチツェは、1920年にウクライナ移民によって「KSヴォシュチツェ」という名称で創設された。ポーランドのサッカーリーグに加盟したのは1945年のことで、当初はオポーレ県リーグに所属していた。その後、1948年に3部に昇格し、1952年には2部に昇格した。1957年にクラブ名が現在の「LKSヴォシュチツェ」に変更され、1961年には1部に昇格した。

ヴォシュチツェは、1部リーグに3シーズン在籍したが、1964年に2部に降格した。その後は、2部リーグと3部リーグを行き来する状態が続いたが、1990年代後半から2000年代初頭にかけては、2部リーグに定着した。2004年には、ポーランドカップの決勝に進出したが、レフ・ポズナニに敗れた。

2010年代に入ってからヴォシュチツェは成績が低迷し、2014年に3部に降格した。2016年には4部に降格したが、2018年に3部に再昇格した。現在、ヴォシュチツェは3部リーグに在籍している。

ヴォシュチツェのホームスタジアムは、オポーレ県ヴォシュチツェにある「スタディオン・ヴォシュチツェ」である。収容人数は2,000人である。

ヴォシュチツェの最大のライバルは、同じオポーレ県に本拠地を置く「オドラ・オポーレ」である。両チームの対戦は「オポーレ・ダービー」と呼ばれている。