国際 08/18 14:15 - ギリシャ v ニュージーランド L 95-65
国際 08/17 16:00 - リトアニア v ニュージーランド L 85-79
国際 08/16 13:15 - スロベニア v ニュージーランド L 80-74

バスケットボールニュージーランド代表(New Zealand national basketball team)は、男子バスケットボールのニュージーランドナショナルチームである。ラグビー代表の愛称である「オールブラックス」と同じようにニュージーランド国民に親しまれるように「トールブラックス(Tall Blacks)」と付けられた。バーガーキングがスポンサーになっているため、バーガーキング・トールブラックスと呼ばれる。


History

2000年に行われたシドニーオリンピックに出場したが、プレイオフでアンゴラを相手に1勝を挙げるのがやっとであり、1勝5敗、11位におわった。

2001年、トールブラックスはオーストラリアと翌2002年にインディアナポリス市で行われるFIBA世界選手権への出場権をかけて、先に2勝したほうが出場権を得るという条件で国際試合を行った。チームはこれを勝ち抜き、出場権を獲得した。大会でプエルトリコを破って準決勝に進出したが、ユーゴスラビアとドイツに敗北し、4位となった。トールブラックスのキャプテンを務めた、ペロ・キャメロンは大会に参加した唯一の非NBA出身者であった。

トールブラックスは2004年に行われたアテネオリンピックにも参加したが、再び1勝5敗で終わり、オーストラリアにプレイオフで敗れ、9位となった。大会7日目にセルビア・モンテネグロ代表を90対87で破ったのが大会唯一の勝利であった。

2006年世界選手権にも出場したが、グループゲームラウンドではスペイン、ドイツ、アンゴラに3連敗を喫し、負けると敗退の崖っぷちで日本戦を迎えた。この試合でも第2Q終了時18点差を付けられていた。しかし、後半で一気に攻勢に転じ、第4Q残り1分24秒にキャメロンがこのQ4本目となるスリーポイントを決め57対57の同点に追いつき、残り31秒でカーク・ペニーが勝ち越しスリーポイントを叩き込み、60対57の大逆転勝利を上げた。そして最終戦のパナマにも勝利しファイナルラウンドに進む奇跡を演じた。しかし1回戦でアルゼンチンに敗れ16位に終わる。

ニュージーランド出身のNBA選手でもっとも有名な選手は、NBA5年目でサンアントニオ・スパーズに所属しているフォワードのショーン・マークスである。

2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップでは、1次ラウンド敗退となり順位決定戦に回ったが、日本戦では111対81の完勝、続くトルコ戦も1点差での勝利で19位という成績を残した。

2022年FIBAアジアカップはグループリーグを2勝1敗で突破し、決勝ラウンド1回戦でシリアを97-58、クォーターファイナルでは韓国を88-77のスコアで破り準決勝進出。セミファイナルでは長年のライバルであるオーストラリアに85-76で敗れたが、3位決定戦ではヨルダン相手に83-75のスコアで勝利。大会のベスト5にトイ・スミス・ミルナーが選出された。

2023年FIBAバスケットボールワールドカップアジア予選では1次ラウンドを4戦全勝、2次ラウンドに入っても2連勝し、早々とワールドカップ本大会出場を決めている。

ニュージーランド代表バスケットボールチームは、国際バスケットボール連盟(FIBA)のオセアニアゾーンに所属する、ニュージーランドを代表する男子バスケットボールナショナルチームである。

ニュージーランドは1978年にFIBAに加盟し、1986年に初出場した世界選手権で10位に入った。その後、1990年の世界選手権で9位、1994年の世界選手権で11位に入った。オリンピックには1988年ソウル大会と2000年シドニー大会に出場している。

ニュージーランド代表の最大のライバルはオーストラリアであり、両者はオセアニア選手権で何度も対戦している。ニュージーランドは1995年と1997年にオセアニア選手権で優勝しているが、オーストラリアには1989年、1991年、1993年、1999年、2001年、2003年、2005年、2007年、2009年、2011年に優勝されている。

ニュージーランド代表は世界ランキングでは常に上位20位以内に入っており、オセアニアゾーンではオーストラリアに次ぐ強豪国である。