Shanghai Shenshui

上海申花足球クラブ（シャンハイ・シェンファ・サッカークラブ）は、中華人民共和国の上海市をホームタウンとする、中国のプロサッカークラブである。中国サッカー・スーパーリーグに所属。略称は申花（シェンファ）。

1951年8月24日、上海市体育運動委員会が上海市足球隊を発足させ、それが上海申花の源流である。1956年、上海市足球隊が上海市足球協会の管轄に移り、上海市足球隊の名称を上海市足球代表隊に変更。1993年に上海申花の前身である上海申花足球倶楽部が創設され、1994年に中国サッカー甲級B組リーグ（当時2部）に参戦。1995年に中国サッカー甲級A組リーグ（当時1部）に昇格を果たした。

1996年に中国サッカー協会がプロサッカーリーグの運営権を各クラブに委譲することを決定。それにより上海申花足球倶楽部は、国営企業の上海申花集団公司の支援を受け、上海申花足球有限公司を設立し、完全なプロクラブとなった。1998年にクラブ史上初のリーグ優勝を果たし、1999年にAFCチャンピオンズリーグ決勝に初めて進出。2003年には中国サッカー・スーパーリーグが創設され、その初代王者となった。

上海申花は、中国サッカー・スーパーリーグで9回の優勝を誇る名門クラブであり、中国代表にも多くの選手を輩出している。また、外国人選手を積極的に獲得しており、元ブラジル代表のカルロス・アルベルト・トーレスや、元イングランド代表のニコラ・アネルカ、元フランス代表のフレデリック・カヌーテなど、多くのスター選手が在籍した。

上海申花のホームスタジアムは、虹口足球場である。虹口足球場は、1999年に開催されたFIFA女子ワールドカップの決勝戦が行われたスタジアムであり、収容人数は33,000人である。