スケジュール

Bリーグ2 05/03 05:00 3 滋賀レイクス vs 青森ワッツ - View
Bリーグ2 05/04 05:00 3 滋賀レイクス vs 青森ワッツ - View

結果

Bリーグ2 04/21 05:00 32 [2] 越谷アルファーズ v 滋賀レイクス [1] L 82-65
Bリーグ2 04/20 06:00 32 [2] 越谷アルファーズ v 滋賀レイクス [1] W 72-89
Bリーグ2 04/14 05:00 31 滋賀レイクス v 神戸ストークス W 72-69
Bリーグ2 04/13 05:00 31 [1] 滋賀レイクス v 神戸ストークス [4] W 82-73
Bリーグ2 04/06 06:00 30 [2] ライジングゼファー福岡 v 滋賀レイクス [1] W 78-90
Bリーグ2 04/05 10:00 30 [2] ライジングゼファー福岡 v 滋賀レイクス [1] W 67-97
Bリーグ2 03/31 05:00 29 [1] 滋賀レイクス v バンビシャス奈良 [6] W 81-67
Bリーグ2 03/30 05:00 29 [1] 滋賀レイクス v バンビシャス奈良 [6] W 78-70
Bリーグ2 03/27 10:00 28 [3] 熊本ヴォルターズ v 滋賀レイクス [1] W 89-93
Bリーグ2 03/24 05:30 27 [5] ヴェルテックス静岡 v 滋賀レイクス [1] L 85-74
Bリーグ2 03/23 08:00 27 [5] ヴェルテックス静岡 v 滋賀レイクス [1] L 94-82
Bリーグ2 03/20 05:00 26 [1] 滋賀レイクス v 岩手ビッグブルズ [6] W 75-56

滋賀レイクスターズ(しがレイクスターズ 英Shiga Lake Stars)は、日本のプロバスケットボールチーム。B.LEAGUE B2 西地区所属。ホームタウンは滋賀県大津市。2008年創設。呼称は滋賀レイクス

History

bjリーグ参戦まで

2007年4月、「'08滋賀プロ元年へ」をスローガンに掲げ、滋賀県を本拠とするプロバスケットボール球団設立を目指し、「滋賀bj会」が発足。6月29日にbjリーグに加盟申請を行った後、8月8日に運営法人を設立した。その後、9月6日にbjリーグ 2008-09シーズンからのbjリーグ参戦が決定した。また、これと並行して7月からチーム名を一般公募し、8月10日に「滋賀レイクスターズ」と発表。11月21日、マスコットキャラクターの“アイディア”を公募開始し、漫画家の長田悠幸作の「マグニー」を採用した。

2008年4月には、チームロゴと日本代表のACも務めたロバート・ピアスの初代HC就任及び、滋賀県立体育館等をホームアリーナとすることを発表する。5月18日、レイクスチアリーダーズのオーディションを開催。

5月26日に行われたbjリーグドラフト会議にて新規参入チームを対象としたエクスパンションドラフトで新潟の藤原隆充、大阪の佐藤浩貴、富山の小川伸也を指名。続いて新人ドラフト本指名1巡目で東芝の町田洋介、2巡目で韓国籍の安成洙、3巡目で日立の小島佑太の4名を指名した。7月7日、選手の入団発表を行った。外国人はブレイデン・ビルビー、ライアン・ローク、ボビー・ナッシュ、レイ・シェファーの4人を獲得。この他に練習生トライアウトで草津市出身の左官磨育と選手契約。大阪の石橋晴行をプレイングアシスタントコーチとして迎え入れた。

bjリーグ

2008-09シーズン

初年度の開幕戦は10月11日にホーム滋賀県立体育館に前シーズン王者の大阪を迎えて行われた。次のカードも前季西地区2位の高松戦で強豪との対戦が続き、開幕4連敗を喫する。初勝利は開幕5戦目、11月1日に九州共立大学で行われた福岡戦を84-78で制して記録した。さらに翌日も勝利して初の連勝を達成。ホームでの初勝利は11月9日の大分戦に82-73で勝利して記録。そこから一進一退が続き、福岡とプレイオフ圏内の西地区4位を争うが、最後は最下位の大分戦に負け越し、福岡との直接対決に連勝できず、最終節の琉球戦の初戦を落とした段階で5位が確定する。

福岡とは4勝4敗の五分、イースタンカンファレンスの新潟と富山に連勝し他の4チームとも1勝1敗。沖縄、大阪、高松の上位に4勝20敗と大きく負け越したこと、最下位でシーズン8勝の大分に5勝を献上したことが響いた。

2009-10シーズン

ドラフト会議を前に小島、小川、町田洋介をプロテクト指名したが、町田は栃木に移籍した。藤原と佐藤はFA権を取得したが残留。ドラフト会議では1巡目で板倉令奈を指名して優先交渉権を獲得したが入団には至らず、東京が持つ城宝匡史の仮保有権及び2010年ドラフト会議での1順目指名権をトレードし、城宝匡史を獲得した。チームトライアウトで堀川竜一を獲得。外国人はゲイリー・ハミルトン、マイク・ホール、ルーク・ゼラー、クリス・シュラッターを獲得する。アン・ソンスが退団し、外国籍のアジア人枠に該当する選手はゼロとなる。

開幕節はアウェイで新規参入チームの京都と対戦し、1勝1敗。10月10日の高松戦から大阪戦2連勝を含むホームゲーム5連勝したが、11月1日の高松戦での敗北を皮切りに28日の京都戦まで6連敗。11月29日の京都戦で連敗がとまると、前シーズン同様一進一退が続く。1月に前シーズン在籍していたレイ・シェファーと再契約に。3月に大阪在籍時にbjリーグ優勝の経験があるマイキー・マーシャルが加入。4月を6勝2敗で乗り切り、4位をキープする。この間の活躍で城宝が滋賀所属選手では初の月間MVPを受賞した。その後5月1日にプレイオフ争いのライバル・5位大分との直接対決で勝利し、西地区4位で初のプレイオフ進出が決定した。

プレイオフ・カンファレンスセミファイナルは5月15・16日に神戸ポートアイランドホールで西地区1位の大阪と対戦。第1戦は第3Qまで7点差をつけて試合を優位に進めていたが、第4Qにフィールドゴールを1本も決めることができずに60-61で逆転負け。第2戦も68-78で完敗し、ファイナル4進出を逃す。

2010-11シーズン

初年度より指揮を執ったピアスHCとは契約を更新せず、石橋貴俊が新HCに就任。トライアウトで伊戸重樹を練習生として受け入れる。高松からFA宣言していた岡田優を獲得。

城宝、小川、藤原、佐藤をプロテクト指名したエクスパンションドラフトでは小島が宮崎に指名され、移籍した。外国人はゲイリー・ハミルトン、マイキー・マーシャルが残留。ラマー・ライス、マイク・ミュラーを獲得する。

開幕節から一進一退が続いた後、11月にミュラーの契約を解除してレイ・シェファーと再々契約。その直後のウエスタン首位の大阪戦で連勝して一時は首位に立ったが、その後陥落して前半戦はウエスタン2位。後半戦に入り2月にジョシュ・ペッパーズを補強したが、マーシャルが怪我で離脱し、下位の宮崎に連敗するなど5連敗を喫した直後の2月22日に石橋HCが解任され、根間洋一ACがHC代行となる。その後連敗は6で止まる。3月11月に発生した東日本大震災の影響により活動休止となった埼玉から、寺下太基が救済措置により移籍し、シーズン終了まで在籍した。レギュラーシーズン最終順位は西地区4位でプレイオフファーストラウンドに進出。

プレイオフホーム初開催のファーストラウンドでは5位の京都戦で先勝された後、逆転でカンファレンスセミファイナルに進出。アウェイのカンファレンスセミファイナル琉球戦は2連敗で敗退した。

2011-12シーズン

前シーズンHC代行として指揮した根間洋一は本職のACに復職し、新HCにアラン・ウェストオーバーが就任した。

城宝、堀川、石橋、佐藤、マイキー・マーシャル、ゲイリー・ハミルトン、ラマー・ライス、レイ・シェファーが退団。石橋、佐藤、シェファーの退団により、チーム初年度から在籍するメンバーは、藤原、小川のみとなった。新人ドラフトで本多純平、宮城信吾、育成ドラフトで前シーズン練習生だった伊戸重樹を指名。埼玉で契約解除となった波多野和也を獲得。外国人はジョシュ・ペッパーズが残留、浜松からレイ・ニクソン、元パナマ代表のディオニシオ・ゴメス、新潟からジュリアス・アシュビーが加入する。1月にブライアント・マークソンが加入。

ウエスタンカンファレンス4位でプレイオフに出場。ファーストラウンドは福岡に連勝してカンファレンスセミファイナルに進出したが、2シーズン連続で琉球に敗れる。

2012-13シーズン

ウェストオーバーHC、根間ACと2年契約を結ぶ。岡田優、波多野、ペッパーズ、アシュビーらが退団し、仲摩純平、井上裕介、寺下太基、ウェイン・アーノルドらが入団した。

シーズン前に浜松、京都、大阪を県立体育館に迎えカップ戦を開催。浜松に敗れたが京都、大阪に勝利し準優勝となった。開幕戦で宮崎に敗北、沖縄、大分に連敗するなどスタートで出遅れる。連敗が5で止まるとそこから一進一退が続く。1月にホームでの沖縄戦に連勝し、流れに乗るかと思われたが次の大分戦で好調だった小川が負傷。さらに翌週にウェイン・アーノルドが負傷し主力2人が離脱。京都、長野に連勝するがその後、小川が残りの全試合を欠場することが決まる。次の千葉戦でアーノルドが復帰するもレイ・ニクソンと2月に加入したシェルトン・コルウェルが負傷。さらに4月の宮崎戦でディオニシオ・ゴメスが負傷。秋田戦でニクソンが復帰するが2戦目で敗れ2位の可能性が消滅。シーズン最終戦の島根戦でゴメスが復帰し小川を除く全選手が揃うが初戦を落としレギュラーシーズン4位が確定。ホームで開催したカンファレンスファーストラウンドで、5位の京都に2連敗して敗退が決定。このシーズン限りでウェストオーバーHC、根間ACともに退団した。

2013-14シーズン

元モルモン教宣教師で、日本語が堪能なクリス・ベッチャーが新HCに就任。オフに藤原、伊戸、本多、ニクソン、アーノルド、アボヤが退団し、溝口秀人、ブランドン・フィールズ、マーシャル・ブラウンが入団した。2月にアーリーエントリーで武田倫太郎と契約。

オールスターゲームまでの前半戦は12勝16敗と勝率.500を下回る戦いぶりだったが、後半戦開始直後に1敗を挟んで5連勝、4連勝を記録し、勝ち星を先行させて上位争いに加わった。特に2月9日の高松戦、2月15日の大阪戦では連続でオーバータイムを制するなど勝負強さも戻ってきた。かと思えば終盤の3位争いの最中に最下位の島根に連敗するなどチームの調子には波があった。この結果、3位争いでは後れを取り、順位争いのライバル・福岡をホームに迎えて対戦したレギュラーシーズン最終節2試合は、1敗でもすればプレイオフホーム開催権の無い5位なる可能性もあったが2連勝を達成、さらにもう一方の順位争いのライバル・浜松もホーム開催試合で連敗したため、逆転で過去最高順位・西地区3位で、5季連続のプレイオフ進出が決定した。

プレイオフ・ファーストラウンドでは西地区6位の大阪と対戦し、第1戦を54-77で大敗。第2戦も終盤までリードを許していたが、横江豊が試合時間残り1秒で逆転のミドルシュートを決めて67-66で勝利。決定戦は33-16で圧勝し、2シーズンぶりのカンファレンスセミファイナル進出が決定。ウエスト2位の京都とのカンファレンスセミファイナルは第1戦87-82でセミファイナル初勝利をあげてファイナルズ初進出に王手をかけたが、翌日の第2戦と決定戦は73-97、15-25と完敗してシーズンを終えた。

2014-15シーズン

ベッチャーは前シーズン限りで退団し、代わって遠山向人がヘッドコーチに就任。京都からFA宣言した岡田を再獲得したほか、福岡からFA宣言の加納督大、自由獲得枠の小林遥太、ドラフト指名の鈴木友貴、前京都のクリス・ホルム、前浜松のレイ・ニクソン、元琉球のテレンス・ウッドベリー、前信州のジェフリー・パーマーを獲得。

シーズン序盤に5連勝を二度記録する好スタートを切り、序盤は首位争いに加わった。中盤以降は上位に差をつけられたが、レギュラーシーズンはチーム史上最高の34勝をあげて4位でプレイオフに進出。ファーストラウンドはホームで5位の大阪を2勝0敗で破り、翌週のカンファレンスセミファイナルは首位の京都と1勝1敗になったのち、最終決定戦の激闘に勝利して有明コロシアムでのファイナルズへの初出場が決定した。有明ではカンファレンスファイナルで浜松に敗戦。翌日の3位決定戦で岩手に勝利し、初の有明で貴重な1勝をあげた。

京都を第3試合で破る
有明にて

2015-16シーズン

チーム設立当初からチームを引っ張ってきた小川が現役引退。6月、武田倫太郎、レイ・ニクソン、クリス・ホルムとの契約満了を発表。大分に在籍していた波多野和也が再加入。横江豊、岡田優、加納督大、溝口秀人、小林遥太、鈴木友貴との契約継続を発表した。また、今シーズンからキャプテンは横江が引き継ぐこととなる。

7月11日、2015年10月から開催される予定の統一リーグB.LEAGUE1部への加入を目指し、草津市民体育館を5000人収容とする改修への財政負担を草津市や滋賀県に求めていたが、滋賀県は整備費用負担を拒否。広報や応援活動、県施策との連携を行うと表明するに留めた。坂井信介代表は「三日月大造知事の支援表明は何だったのか、ゼロ回答に等しい」と批判した。7月30日、JPBLは1部リーグ参入条件である「5000人規模のホームアリーナ」の整備の目途が立っていない事などから所属リーグは未決定であると発表。8月26日、最終のリーグ振り分けとなる29日を前に、滋賀県立体育館に仮設席や立見席を設けることで5000人収容とする計画を発表した。最終的に、2016年に開幕するB.LEAGUEでは1部西地区に所属する決定がなされた。

レギュラーシーズン順位は西地区5位で、プレイオフホーム開催権を得られる4位には入れなかったものの、前シーズンを上回るチーム歴代最多の35勝をあげた。プレーオフ・ファーストラウンドはアウェイ浜松アリーナで西地区4位の浜松に2連勝して突破したが、セミファイナルでは西地区1位の京都に連敗して敗退した。

B.LEAGUE

2016-17シーズン(B1西地区)

bjリーグ時代から使用していたロゴを刷新し、新たなロゴを使用することを7月1日に発表した。

昨シーズンから残った選手は小林、横江、マブンガのみで、東京EXから樋口大倫、狩野祐介、群馬から菅原洋介、富山から田中大地、名古屋D(旧三菱電機)から長谷川智伸を獲得した。7月12日狩野はクラブ初の日本代表選手に選出された。シーズン途中でデイビッド・ウィーバーを契約解除して、新たにクレイグ・ブラッキンズを獲得、フリーエージェントだった並里成、アーリーエントリーで日本大学4年の高橋耕陽、練習生で日本大学卒・大津市出身の佐野太一も獲得している。

シーズンが始まるとなかなか勝率を上げることができず、年末年始には11連敗するなど成績は低迷していた。東地区・中地区との交流戦を終えた時点でB1全体での勝率が最下位であり、次年度のB2降格がちらついていた。しかし、4月から急にチームは成績をあげ、4月は7勝3敗。5月は3戦全勝とするなど6連勝でシーズンを終え、21勝39敗で西地区では最下位であったものの、残留プレイオフ出場圏内の15位とは3ゲーム差をつけ17‐18年度のB1残留が決定した。

シーズン終了後に遠山向人HCの退任を発表。後任に栃木のACだったショーン・デニスの就任が発表された。なお、遠山は名古屋Dのアソシエイトヘッドコーチに就任した。

観客動員数は対前年40%増の合計64,091名が来場し、一試合平均も30%増の2,136名に上昇した。ブースタークラブ会員数は2,554名、パートナー社数は過去最多の483社となった。

2017-18シーズン(B1西地区)

昨シーズンから日本人メンバーの変更はほぼなく、澤地サミュエル・ジュニアが新加入。『リバウンド力があり、ゴール下で強さを発揮できる選手』というショーン・デニス新HCの方針により、昨季のエース、ジュリアン・マブンガは放出され京都へ。クレイグ・ブラッキンズとは契約を継続する意向だったが、合意に至らず名古屋Dへ移籍した。新しくディオール・フィッシャーとオマール・サムハン、ガニラワルが加入する。昨季、チームに在籍した佐野太一はチームをサポートする立場としてシーズンを通してチームに帯同することとなる。

シーズンが開幕すると序盤は勝ち星が8割を上回る時期もあり、琉球と西地区1位を争っていた。しかし、外国籍選手の試合中のファールがあまりにも多く、黒星が増えてしまう。チームは年内の試合をもってオマール・サムハンとの契約を解除した。1月10日怪我を抱えていた田中大地とチームは双方の合意のもと契約解除となり、田中大地は現役引退となった。年が明けた1月11日ベンキー・ジョイスの加入を発表する。ベンキー・ジョイスの活躍もあり、チームの成績が向上するかと思われた1月19日のアウェー栃木戦にて帰化選手であるファイ・サンバが左ハムストリングス損傷を負う。サンバが出場できなくなってしまい、チームは12連敗してしまう。その後もあまり勝ち星を重ねることができないままシーズン終盤にかかる。

しかし、昨年同様に好調がチームに訪れ4月のゲームを8勝1敗で切り抜ける。残留プレーオフへの出場圏内と圏外を行き来した状態が続く。シーズン残り3試合を残して、三遠、大阪、富山、滋賀の4チームが1ゲーム差に迫り、どのチームも残留プレーオフ圏内に入る可能性を持つ状況であった。その後三遠、大阪は勝ち星をあげ、富山と滋賀が残留へ向けた残り1枠を争うこととなる。

残留へ向けた最終節は滋賀のホームで富山との直接対決であった。富山は2試合のうち1勝したら残留が決定、滋賀は2連勝しなければ残留が決定しない状況であった。第1試合は1Qに10点のリードを奪われるもののその後立て直し、95-34で勝利。勝ったチームが残留を手にする第2試合は前半に滋賀が大量リードを奪うものの、3Q、4Qに富山の追い上げにあい、逆転を許すシーンもあったものの最終的には滋賀が逃げ切り残留を決めた。この試合はシーズンを通して最多となる39756人の大観衆がアリーナのホーム側をレイクスブルーに染め上げて大声援を送った。また、富山からのブースターを大勢駆けつけ、アリーナのアウェイ側を完全に赤で埋め尽くし、ホームさながらの大声援を送った。チームは西地区3位でシーズンを終えた。

5月11日、チームは小林遥太、澤地サミュエルJr.、長谷川智伸、菅原洋介との契約満了を発表した。

2018-19シーズン(B1西地区)

シーズン開幕前にアジア大会日本代表に選出された佐藤卓磨が不祥事を起こしたことにより公式戦試合出場停止処分を受ける。選手層が薄くなったままシーズンに突入した。開幕節は新潟に勝利するなど調子が上向いているようにも見えたが、中盤になると勝ち星が伸びずB1全体での最下位に低迷する。11月27日には特別指定選手の中村功平、12月14日にはマーカス・ブレイクリーと契約をする。しかし、成績は上向かず、2月1日にディオール・フィッシャー、2月12日にマーカス・ブレイクリーとの契約解除を発表する。チームがオールスターブレイクに入っていた時期に新たにヘンリー・ウォーカーとアレン・ダーラムとの契約を発表する。2人の加入とともにチームは「残留力」をテーマに戦っていくことを発表。2人が加入するとチームの成績は向上する。チームの順位は徐々に回復していきシーズン残り3試合を残してB1残留が確定。このシーズンはホームゲーム総観客動員数な72,525人となり昨季から3.9%向上、クラブ史上初の1試合平均2,400人に到達した。また、3,000人以上が来場した試合も5試合あった。 シーズン終了後、紺野ニズベッド翔、ガニ・ラワル、西裕太郎、二ノ宮康平、樋口倫大との契約満了を発表した。

2019-20シーズン(B1西地区)

狩野祐介、荒尾岳、伊藤大司、中村功平、高橋耕陽は昨年までに複数年契約をしていたためチームに残留する。 4月30日、NBAのクリーブランド・キャバリアーズでトレーナーをしており、レブロン・ジェームズなどの名選手の体のケアをしてきた中山佑介がパフォーマンススーパーバイザーに就任することを発表。5月1日、ヘンリー・ウォーカーとの契約継続を発表。5月30日A東京から齋藤拓実の期限付きでの獲得を発表。6月6日三河から狩俣昌也の獲得を発表。6月17日川崎から谷口光貴の獲得を発表。7月29日、日本代表のシェーファーアヴィ幸樹のA東京からのレンタル移籍を発表。 また、今シーズンより株式会社サン・クロレラとメインオフィシャルパートナー契約を締結する。シーズン途中11月1日、3期ぶりにクレイグ・ブラッキンズの加入を発表。11月10日にチャールズ・ローズとの契約を解除。11月20日アルバルク東京からジェフ・エアーズのレンタル移籍を発表。この移籍によりA東京からのレンタル移籍は3人目となり、所属外国籍選手全員がNBA出身となった。1月26日にコービー・ブライアント氏がヘリコプターの事故で死去した際にはNBAで対戦経験のある外国籍選手を中心にチームからコメントを発表した。また、事故後の試合ではNBAの試合でも追悼の意味を込めて行われた意図的に24秒バイオレーションと8秒バイオレーションを引き起こすパフォーマンスが行われた。 12月25日に白鷗大学出身の前田怜緒と特別指定契約を結ぶ。新型コロナウイルス感染症の流行により3月15日のホーム無観客試合をもって2019-20シーズンが終了する。

シーズン終了後、狩野祐介、荒尾岳、齋藤拓実、佐藤卓磨、シェーファーアヴィ幸樹、ジェフ・エアーズ、高橋耕陽、中村功平が他チームへ移籍し、キャプテンをはじめとする主力の多くが移籍する事態となったことにチームは5月28日に異例となる声明を会長、社長の連名で発表した。

チームに残った狩俣昌也はTwitterで「滋賀の皆さん俺います。」とつぶやきブースターを勇気づけた。

2020-21シーズン(B1西地区)

5月21日伊藤、狩俣の契約継続を発表。6月8日村上駿斗、今川友哲との新規契約を発表。6月9日頓宮裕人との新規契約を、晴山ケビンの千葉からのレンタル移籍を発表。8月1日にジョナサン・オクテウスと荒川颯(練習生契約)、8月3日に以前チームに所属していたゲイリー・ハミルトンの弟であるジョーダン・ハミルトンと、8月17日にアンガス・ブラントとの契約を発表。また、新型コロナウイルス感染症の影響で外国籍選手のチーム合流が遅れることに対する救済処置として発表された外国籍選手追加契約ルールに基づきウィル・クリークモアとの契約を発表。 なお、チーム創設初年度から所属してきた小川伸也ACは京都ハンナリーズHCに就任した。 シーズン序盤は外国籍選手の合流が遅れた影響もあり、苦戦を強いられたが4戦目の横浜ビーコルセアーズ戦で初勝利を収める。その後厳しい戦いが続くもののアルバルク東京、宇都宮ブレックスといった優勝経験のある強豪チームから勝星を挙げるなど躍進した。1月7日には特別指定選手として野本大智との契約を発表。1月27日谷口光貴が香川ファイブアローズに期限付き移籍することを発表。チームとして期限付き移籍で選手を放出する初の事例となった。2月はなかなか勝ち星が挙げられない戦いが続いたものの4月になると成績は向上し最終的に23勝36敗でシーズンを終えた。 5月11日香川ファイブアローズに期限付き移籍していた谷口光貴との契約満了を発表。香川ファイブアローズに完全移籍した。

またショーン・デニスHCの退任並びに翌2021-22シーズン名古屋DのHC就任が発表された。後任には佐賀のルイス・ギル・トーレス(スペイン語版)(登録名はルイス・ギル)がHCに就任。同時にACとして同じく佐賀から保田尭之が就任した。そして、八幡幸助がアシスタントゼネラルマネジャー(AC兼任)に就任した。そして伊藤の現役引退が発表された。

主力選手であった狩俣は長崎、ジョーダン・ハミルトンは熊本、前田は信州、晴山は富山へと移籍した。

2021-22シーズン(B1西地区)

昨シーズンよりチームに残ったのは今川友哲と野本大智。2年契約の2季目を迎える村上駿斗は山形にレンタル移籍した。

新規獲得選手としてフィリピン代表のスター選手キーファー・ラベナ、佐賀から澁田怜音、川真田紘也、奈良からショーン・オマラ、静岡からノヴァー・ガドソン、フランスでベスト5に選出されたオヴィ・ソコ、特別指定選手として横須賀市出身でMcCook Community Collegeに在学中のトビンマーカス海舟を獲得した。また、ヘッドコーチは佐賀からスペイン代表ACのルイス・ギル・トーレス(スペイン語版)(登録名はルイス・ギル)を獲得した。大幅にメンバー・スタッフを入れ替え、平均年齢がチーム創設以来最も若いチームとなった。 12月15日には大東文化大学の星野京介が特別指定選手として加入することが発表された。チームは開幕当初順調に勝ち星を積み重ね、勝率が5割を超えている時期もあったが、次第に負け試合が重んでいきシーズン中盤にはチーム史上最長となる17連敗を記録した。また、新型コロナウイルスによる試合中止などで試合が54日間中止になることもあった。3月11日にはオヴィ・ソコとの契約が解除され、あらたにワース・スミスが加入しシーズン終了まで戦った。シーズン終盤に選手の入れかえがあったこともあり、ディフェンスが崩壊する試合も多く大量点差で敗戦することもあったが格上の広島ドラゴンフライズに勝利するなど粘り強い試合をすることもあり、シーズンを14勝43敗で終えた。

9月22日には株式会社マイネットが株式の75%を取得し、経営参画することが発表された。これにより株式会社滋賀レイクスターズはマイネットの特定子会社となりマイネット代表取締役社長上原仁(守山市出身)は会長に就任した。2020年に会長に就任した後藤敬一をはじめとする永田咲雄・谷口彰、監査役の西川甫は退任となった。また11月1日には元群馬の社長であり、大阪や長崎にも携わった宇留賀邦明がマイネットに入社し、滋賀のBtoB事業の中核として、主に営業力強化に向けた取り組みを担うことになった。

2022-23シーズン(B1西地区)

滋賀レイクス 2022- ロゴ

7月5日、創設15周年目を迎えるにあたり、チームのリブランディングを発表。呼称を滋賀レイクスにすること、滋賀の「S」をモチーフにしたシンプルなチームエンブレムへの変更、チームカラーのブラッシュアップ、ユニフォームなどに使用するオリジナルフォントを発表した。併せて、滋賀県出身でロンドンオリンピックフェンシング男子銀メダリスト太田雄貴のクラブアドバイザー就任も発表した。

昨シーズンよりチームには、星野京介、川真田紘也、野本大智、柏倉哲平、森山修斗、キーファーラベナが残った。また、新規にテーブス海、杉浦佑成、デクアンジョーンズ、Eric McCree、Ivan Buva、狩野祐介を獲得した。レンタル移籍中だった村上駿斗は山形に完全移籍した。

7月16日、週刊文春で狩野祐介のプライベートに関する内容が取り上げられたことを受け、公式HPで謝罪文を掲載した。

11月16日、成績不振により、双方合意の元、ルイス・ギルHCとの契約が解除され、保田尭之アシスタントコーチがヘッドコーチを代行することになった。が、2023年に入っても低迷は止まらず、4勝28敗と大きな負け越しで、西地区最下位に転落。1月26日に保田尭之HCとの契約が解除され、アシスタントコーチだったダビー・ゴメスのHC昇格が発表された。2月20日にシーズン途中から加入したデイビット・ドブラスとの契約解除および東京八王子ビートレインズ(B3)への移籍が発表された。

3月28日、隣県の京都府京都市本社の健康食品メーカーの株式会社サン・クロレラの代表取締役社長・中山太が、筆頭株主のマイネットが保有している株式の74.2%を買収し、筆頭株主となり、中山がクラブの代表取締役会長に就任した。

4月からは調子を取り戻す試合がいくつかあったが、5月7日の京都戦とのシーズン最終戦に敗れた上に、同じ残留争いのライバルだった富山が横浜BC戦に連勝した結果、B1西地区は最下位、リーグ全体の勝率では24チーム中23位となり、来季のB2降格が決定した。

2023-24シーズン(B2西地区)

7月1日、一身上の都合により、取締役の上原仁前会長などが辞任し、原毅人取締役兼GMが代表取締役社長兼GMに就任した。

選手面ではテーブス海(→A東京)や星野京介(→信州)などが移籍した。


滋賀レイクスは、滋賀県大津市を本拠地とするプロバスケットボールチーム。B.LEAGUEのB1リーグに所属している。

チーム名の「レイクス」は、滋賀県の象徴である琵琶湖に由来している。琵琶湖は日本最大の湖であり、古くから人々の生活に深く関わってきた。レイクスはその琵琶湖の恵みを象徴するチームとして、滋賀県のバスケットボールを盛り上げていくことを目指している。

チームカラーは、レイクスブルーとゴールド。レイクスブルーは琵琶湖の青さを、ゴールドは琵琶湖の夕日の輝きを表している。

ホームアリーナは大津市体育館。大津市体育館は、1993年に開催された夏季ユニバーシアードのために建設された。収容人数は5,000人。

レイクスの前身は、2000年に設立された「滋賀銀行プロバスケットボールクラブ」である。滋賀銀行プロバスケットボールクラブは、2007年にbjリーグに参入。2016年にB.LEAGUEが発足すると、B2リーグに参入した。2018年にB1リーグ昇格を果たし、現在に至っている。

レイクスのホームゲームでは、毎回大勢のファンが詰めかける。レイクスのファンは「レイクスブルー」と呼ばれ、チームを熱心に応援している。

レイクスは、滋賀県のバスケットボールの未来を担うチームである。レイクスの活躍に期待したい。