アトレチコ・パラヒバ(ポルトガル語: Atlético Paraibano)は、ブラジルのパライバ州ジョアンペソアを本拠地とするサッカークラブである。1910年8月27日創設。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(2部)に所属。クラブの愛称は、青・白のユニフォームから「カーザク」(ポルトガル語: O Casaca)、「トリコロール・ダ・パラヒバ」(ポルトガル語: Tricolor da Paraíba)である。

アトレチコ・パラヒバは、1927年にカンピオナート・パライバーノ(パライバ州選手権)で初優勝を果たした。2001年にはコパ・ド・ノルデステ(北東カップ)で初優勝を果たした。2009年にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(3部)で初優勝を果たし、2010年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBに昇格した。

アトレチコ・パラヒバのホームスタジアムは、エスタジオ・ゴヴェルナドール・エルナニ・サッティ(通称「エスタジオ・ダ・フラデ」)。愛称の「フラデ」とは、ポルトガル語で「修道士」の意味であり、クラブが創設された際に「カトリックのクラブ」であったことから名付けられた。収容人数は30,296人である。

アトレチコ・パラヒバのライバルは、同じジョアンペソアに本拠地を置くボタフォゴ・パライバである。両クラブの対戦は、カンピオナート・パライバーノでの「ジョアンペソア・ダービー」として知られている。