セルサーレ(イタリア語: Celeste)は、イタリアに本拠地を置くサッカークラブ。1901年創立。イタリア語のチーム名の Celeste は、「空のような青」を意味する。
1901年、当時の国王ウンベルト1世の逝去を悼み、哀悼の意を込め、ナポリ市内の有志たちによって創設された。
現在は、セリエB(イタリア2部)に所属する。ホームスタジアムは、スタディオ・サン・パオロ(収容人数約6万人)。
クラブカラーは、空と海の青をイメージした水色と白色。チームマスコットは、イルカ。
セルサーレは、イタリア国内で最も成功したクラブの一つであり、1920年代から1930年代にかけて、セリエA(イタリア1部)で5度優勝した。1931年には、ミトローパ・カップ(当時の中欧選手権)で優勝し、イタリアのクラブとして初めて国際タイトルを獲得した。
しかし、第二次世界大戦後、クラブは低迷期に入る。1950年代に1度セリエAに復帰するが、すぐに降格。その後は、セリエBとセリエCの間を浮き沈みする。
2000年代に入って、クラブは再び上昇気流に乗る。2005年にセリエC1(イタリア3部)で優勝し、セリエBに復帰。2009年には、セリエBで2位となり、セリエAに12年ぶりに復帰を果たした。
セルサーレは、セリエAに復帰後、中位をキープしている。2013-14シーズンには、クラブ史上最高位の4位に入り、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
セルサーレのホームスタジアム、スタディオ・サン・パオロは、イタリアでも有数のビッグスタジアムである。収容人数は約6万人。スタジアムは、1959年に建設され、1990年にはFIFAワールドカップの開催地となった。
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