Wikipedia - サバー・ゴムFC

サバー・ゴムFC (英語: Saba Qom Football Club、ペルシア語: باشگاه فوتبال صبای قم‎) は、イラン・ゴム州の州都ゴムを本拠地としていたサッカークラブである。「サバーイェ・ゴム」と表記されることもある。(-yeは接尾辞。)

以前はスポンサーの名前をとってサバー・バッテリーという名称だったが、2007年に本拠地をテヘランからゴムへと移転、名称をサバー・ゴムFCと改めた。

History

設立

1974年、Mohemat Saziと呼ばれるサッカークラブがテヘランに設立された。このクラブは何かしらの成功をつかむこともなく、イランサッカーリーグの下部リーグを行き来するクラブだった。1980年代になってテヘランのトップリーグにまで昇格し、1990年代前半にはクラブには「Maham」というスポンサーが付くようになった。より上位のリーグへと昇格すると、電気機器会社の「Sanam」がスポンサーに付くようになった。

昇格

2002年、クラブのメインスポンサーはイラン国防省傘下の「サバー・バッテリー (ニル)」へと移った。 これによりクラブ財政の状況が大幅に改善され、クラブは有能な選手を加入させることができるようになり、2年で1部であるイラン・プロリーグにまで上り詰めた。

イラン・プロリーグ

2005-06シーズンにクラブは1部にデビューした。サバーはハズフィー・カップ2005で優勝しておりAFCチャンピオンズリーグへの出場権を確保していたが、グループリーグで敗退した。2008年、サバーは首都テヘランには多くのサッカークラブがあり入場者を多く確保できないとの理由からホームタウンをゴムへと移転した。

2011-2012シーズン、イランサッカーリーグで4位に入り、AFCチャンピオンズリーグ2013の出場権を獲得した。

サバー・ゴムはイランのゴムを本拠地とするサッカークラブであり、現在はイラン・プロリーグでプレーしています。このクラブは1946 年に設立され、ホームゲームはゴム市総合競技場で行われます。サバー・ゴムは、2009年から2018年まで9シーズン、1部リーグでプレーしました。2017-18シーズンには10位でフィニッシュして残留を果たしましたが、2018-19シーズンには最下位で2部リーグに降格してしまいました。クラブは2021-22シーズンに2部リーグで優勝し、1部リーグに復帰しました。

サバー・ゴムはこれまで、ハズフィーカップで1回優勝(2007年)、イラン・スーパーカップで1回優勝(2007年)しています。また、AFCチャンピオンズリーグにも2回出場しており、2009年にはベスト16に進出しました。

サバー・ゴムの主なライバルは、エステグラルFC、ペルセポリスFC、ゾブ・アハンFCです。これらのクラブとの対戦は、いつも白熱した試合になります。

サバー・ゴムのホームスタジアムであるゴム市総合競技場は、収容人数15,000人のスタジアムです。このスタジアムは、1972年に建設され、2009年に改修されました。ゴム市総合競技場は、サバー・ゴムのホームゲームだけでなく、イラン代表の試合や国際大会の試合にも使用されます。