Defensores de Pilar

デフェンソーレス・デ・ピラール（スペイン語: Defensores de Pilar）はアルゼンチンの首都・ブエノスアイレスの北約100kmに位置するピラールを本拠地とするサッカークラブである。クラブカラーは青と黄色で、アウェーカラーは黒である。
1906年に発足した。アルゼンチンのサッカーリーグであるプリメーラBメトロポリターナ（3部リーグ）に所属している。ホームスタジアムはエスタディオ・デル・ビセンテナリオ（Estadio del Bicentenario）であり、収容人数は6000人である。
アルゼンチン国内カップとしては、コパ・アルヘンティーナに2011-12シーズンより出場している。2020-21シーズンのコパ・アルヘンティーナでは1回戦で同じくプリメーラBメトロポリターナ（3部リーグ）に所属しているデポルティーボ・メルロに2-3で敗れている。
デフェンソーレス・デ・ピラールの下部組織では、後にアルゼンチン代表として活躍する選手を多数輩出している。デフェンソーレス・デ・ピラール出身のアルゼンチン代表として最も有名な選手は、エセキエル・ガライである。ガライは、2004年にデフェンソーレス・デ・ピラールでプロデビューし、2006年に母国を離れてスペインのラシン・サンタンデールに移籍した。その後、レアル・マドリード、ベンフィカ、インテル、アタランタでプレーし、2016年に再びアルゼンチンに戻り、ボカ・ジュニアーズに加入した。2018 FIFAワールドカップでは、アルゼンチン代表として全試合に出場し、準優勝に貢献した。
デフェンソーレス・デ・ピラールのライバルは、同じブエノスアイレス州に本拠地を置くデポルティーボ・アトレティコ・パラナエンセである。両チームは、プリメーラBメトロポリターナ（3部リーグ）で頻繁に対戦し、ライバル関係にある。