Universidad Autonoma

ウニベルシダ・アウットノーマ・デ・ヌエボ・レオンFC（スペイン語: Universidad Autónoma de Nuevo León Fútbol Club）は、メキシコの北東部に位置するヌエボ・レオン州サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサに本拠地を置くサッカークラブである。通称はティグレスUANL（ティグレス・ウニベルシダ・アウットノーマ・デ・ヌエボ・レオン）であり、単にティグレスとも呼ばれる。UANL（アウットノーマ・デ・ヌエボ・レオン）は国立ヌエボ・レオン自治大学の略である。チリ人経営者フェルナンド・ マルティネス・マンジャリト氏が1967年7月にクラブ会長に就任、彼の就任時に現在のロゴや愛称が採用されたが、これらは「サークル」時代から継承されている。クラブのモットーは「Nuestra Pasión es Tu Historia（私たちの情熱はあなたの歴史）」であり、現在の本拠地は1967年に建設されたエスタディオ・ウニベルシタリオである。

1967年にアマチュアリーグのプリメーラ・ディビシオン・アマチュアに加盟して以来、メキシコリーグに加盟し、2021年アペルトゥーラの時点ではプリメーラ・ディビシオン（1部）に在籍している。国内リーグでは、1978年にカンペオーネス・デ・カンペオーネス（チャンピオン・オブ・チャンピオンズ）のタイトルを獲得し、1982年、2011年アペルトゥーラ、2015年アペルトゥーラ、2016年アペルトゥーラ、2019年クラウスーラ、2020年ガーディアンズ、2020年アペルトゥーラにリーグ優勝を果たしている。コパ・メヒコでは、1996年、2014年アペルトゥーラ、2015年クラウスーラ、2021年クラウスーラの4度優勝している。国際大会では、2003年にリーグカップで優勝し、2020年と2021年に北中米カリブ海チャンピオンズリーグで優勝して、CONCACAF王者に輝き、そして2022年にはFIFAクラブワールドカップに初出場を果たした。また、メキシコ・スーペルコパも2016年、2017年、2018年に獲得している。

ティグレスのライバルクラブは、CFモンテレイとUANLティグレスBであり、この3クラブの対戦は「クラシコ・レヒオモンターノ（モントレーのダービー戦）」と呼ばれている。このうちティグレスとモンテレイの対戦は「クラシコ・ノルテーニョ（北部のダービー戦）」とも呼ばれ、これはメキシコで最大規模のダービーマッチのひとつであり、大きな注目を集めている。