ラトビアは、バルト海に面する国で、北にエストニア、南にリトアニアと国境を接しています。ソビエト連邦の崩壊後、1991年に独立を果たしました。

ラトビアのバスケットボールは、1930年代に始まりました。1935年に開催されたヨーロッパ選手権に初出場し、3位に入賞しました。その後、ソ連に併合されたため、1991年まで国際大会に出場することができませんでした。

独立後、ラトビアは再び国際大会に出場するようになりました。2001年にはヨーロッパ選手権で優勝し、2011年には世界選手権で4位に入賞しました。

ラトビアのバスケットボールは、チームワークとディフェンスを重視したスタイルが特徴です。また、身長の高い選手が多く、リバウンドとブロックショットを得意としています。

ラトビアのバスケットボール界で最も有名な選手は、ヤニス・ポルジンギスです。ポルジンギスは、2015年にNBAドラフト全体4位でニューヨーク・ニックスに指名されました。2018年にダラス・マーベリックスに移籍し、2022年にはワシントン・ウィザーズに移籍しました。

ポルジンギスは、2m21cmの長身と優れたシュート能力を備えた、現代的なパワーフォワードです。2019-20シーズンには、平均24.3得点、9.4リバウンド、2.9ブロックショットを記録し、オールスターに選出されました。

ラトビアは、世界有数のバスケットボール強豪国です。今後、さらに多くの才能ある選手を輩出することが期待されています。