CBエストゥディアンテスは、スペイン・マドリードを本拠地とするプロバスケットボールチームである。リーガACBでプレイしており、10回の優勝を誇る。
チームは1948年に、マドリード大学(現・コンプルテンセ大学マドリード)の学生によって設立された。クラブ名は、スペイン語で「学生」を意味する「エストゥディアンテス」に由来している。
CBエストゥディアンテスは、1960年代に黄金期を迎え、リーガACBで4連覇を達成した。1970年代にも2度の優勝を果たし、スペイン屈指の強豪チームとして知られるようになった。
しかし、1980年代以降は成績が低迷し、1990年代にはセグンダ・ディビシオン(2部リーグ)に降格した。その後、1999年にリーガACBに復帰を果たしたが、再び降格を経験した。
2002年にリーガACBに再昇格を果たして以降、CBエストゥディアンテスは安定した成績を収めている。2006年には、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で優勝を果たした。
CBエストゥディアンテスのホームアリーナは、マドリードにあるウィシンク・センターである。このアリーナは、1960年に開催されたローマオリンピックのバスケットボール競技の会場としても使用された。
チームの主なライバルは、同じくマドリードを本拠地とするレアル・マドリードとFCバルセロナである。この3チームは、スペインバスケットボール界の「ビッグ3」と呼ばれている。
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