ニカラグアサッカー代表はニカラグアを代表するサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムはマナグアのエスタディオ・デニス・マルティネス・ナシオナル。北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に加盟している。

ニカラグアは1990年代前半に国際大会へ初出場を果たすが、2010年代までは北中米においてほとんど無名な存在だった。しかし、2018年に開催されたCONCACAFネーションズリーグでは、グループ・リーグでハイチとキュラソーを下し、初の決勝大会出場を決める快挙を成し遂げた。その後も2022年のCONCACAF Wゴールドカップ予選を通過し、本大会に2大会連続で出場するなど、近年では着実に力がついてきている。

チームのスタイルは堅守速攻で、守備の強度が高く、カウンター攻撃からチャンスを作り出す。また、近年では攻撃的な選手も台頭しており、そのバランスの良さがチームの強みとなっている。

主軸選手は、スペインでプレーするDFのフアン・バラルバ、アメリカでプレーするMFのジョナサン・モドリッチ、メキシコでプレーするFWのルイス・ヘラルド・ロドリゲスなど。いずれもニカラグアを代表するトップクラスの選手であり、彼らがチームを牽引している。

ニカラグアは、まだ世界的な強豪とは言えないが、着実に力をつけつつある有望なチームである。今後の成長に注目したい。