ラス・エラスは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを本拠地とするプロバスケットボールチームです。1938年に設立され、アルゼンチン国内リーグ「リーガナシオナルデバスケットボール(LNB)」に所属しています。

チーム名は、スペイン語で「3つのE」を意味する「Las Tres E」に由来しており、これはチームの創設者である3人の人物、エミリオ・ロドリゲス(Emilio Rodriguez)、エンリケ・カサスロマン(Enrique Casal Roman)、エドゥアルド・デロレンツォ(Eduardo Delorenzo)の頭文字から取られています。

ラス・エラスは、LNBで11回の優勝を誇る名門チームであり、アルゼンチンを代表するクラブチームの一つとして知られています。また、南米クラブ選手権である「リーガスダメリカーナデバスケットボール(LSB)」でも7回の優勝を誇り、南米でも屈指の強豪チームとして知られています。

ラス・エラスのホームアリーナは、ブエノスアイレスにある「エストゥディオ・モビスタール・アリーナ」です。収容人数は15,000人で、LNBの試合だけでなく、コンサートやイベントなどにも使用されています。

ラス・エラスのユニフォームは、ホーム用が白と青の縦縞、アウェイ用が青と白の縦縞です。チームマスコットは、アルゼンチンの国鳥であるハチドリをモチーフにした「エル・コンドル」です。

ラス・エラスの主要なライバルチームは、同じブエノスアイレスを本拠地とするボカ・ジュニアーズです。両チームの対戦は「スーパークラシコ」と呼ばれ、アルゼンチン国内最大のバスケットボールのライバル関係の一つとして知られています。