トルコ代表は、トルコサッカー連盟(TFF)によって編成されるトルコのサッカーナショナルチームである。FIFAワールドカップとUEFA欧州選手権の両方の大会でベスト4に進出したことがある。

トルコ代表は、1923年に国際サッカー連盟(FIFA)に加盟し、1924年に最初の国際試合を行った。1954年のFIFAワールドカップ・スイス大会で、トルコ代表は大会史上初めてベスト8に進出した。しかし、その後は長らく低迷が続き、1990年のFIFAワールドカップ・イタリア大会でようやく2回目の出場を果たした。2002年のFIFAワールドカップ・日韓大会では、トルコ代表はダークホースとして注目を集め、3位という好成績を収めた。

2008年のUEFA欧州選手権では、トルコ代表はベスト4に進出した。準決勝でドイツ代表に敗れたものの、3位決定戦でクロアチア代表を破り、大会を3位で終えた。

2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会では、トルコ代表は最終予選で敗退して本大会に出場できなかった。

トルコ代表のホームスタジアムは、イスタンブールにあるシュクリュ・サラジオウル競技場である。

トルコ代表の歴代監督には、ファティ・テリム、シェノール・ギュネシュ、オグン・サナオール、アブドゥラ・アーヴジュなど、多くの名将が名を連ねている。

トルコ代表の歴代最多出場記録は、ハカン・シュキュールの112試合である。同選手は、歴代最多得点記録も保有しており、56ゴールを決めている。

トルコ代表は、白いユニフォームと赤いユニフォームの2種類のユニフォームを着用している。白いユニフォームはホーム用、赤いユニフォームはアウェイ用である。